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羅〓寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年11月16日 (木)
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[[顕通寺]]と[[十方堂]]の間にある。唐代の創建と伝える。明の成化年間(1465-1478)、皇族の趙恵王朱瞻塙が再建した。弘治3年(1490)にも修復している。羅睺とは釈迦の子ラーフラ(羅睺羅)とは関係ないとされる。天王殿、文殊殿、大仏殿、蔵経閣、禅坊などが現存。蓮の花の中から仏像が登場する「開花現仏」が有名。8枚の花びらがある蓮の蕾の中に仏像があり、回転しながら、開く仕掛けになっている。(〓は「目+候」) | [[顕通寺]]と[[十方堂]]の間にある。唐代の創建と伝える。明の成化年間(1465-1478)、皇族の趙恵王朱瞻塙が再建した。弘治3年(1490)にも修復している。羅睺とは釈迦の子ラーフラ(羅睺羅)とは関係ないとされる。天王殿、文殊殿、大仏殿、蔵経閣、禅坊などが現存。蓮の花の中から仏像が登場する「開花現仏」が有名。8枚の花びらがある蓮の蕾の中に仏像があり、回転しながら、開く仕掛けになっている。(〓は「目+候」) | ||
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2023年11月16日 (木) 時点における最新版
羅睺寺は、中国山西省の五台山にある寺院。重点寺院。 顕通寺と十方堂の間にある。唐代の創建と伝える。明の成化年間(1465-1478)、皇族の趙恵王朱瞻塙が再建した。弘治3年(1490)にも修復している。羅睺とは釈迦の子ラーフラ(羅睺羅)とは関係ないとされる。天王殿、文殊殿、大仏殿、蔵経閣、禅坊などが現存。蓮の花の中から仏像が登場する「開花現仏」が有名。8枚の花びらがある蓮の蕾の中に仏像があり、回転しながら、開く仕掛けになっている。(〓は「目+候」)