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ベトナム仏教
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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*[[ブッタップ寺院]]:バクニン省にある寺院。ベトナム北部の仏教の中心。千手観音が美術品として有名。寧服寺(寧福寺)、筆塔寺。 | *[[ブッタップ寺院]]:バクニン省にある寺院。ベトナム北部の仏教の中心。千手観音が美術品として有名。寧服寺(寧福寺)、筆塔寺。 | ||
- | *[[瓊林寺]] | + | *[[瓊林寺]]:バクニン省古法にある寺院。千仏像が有名。唐の貞元年間、毘尼多流支派八祖の定空が創建し、神会禅を広めた。 |
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*[[古法寺]]:李朝を開いた太祖李公蘊が育った寺。 | *[[古法寺]]:李朝を開いた太祖李公蘊が育った寺。 | ||
*[[六祖寺]]:李公蘊が遊学。 | *[[六祖寺]]:李公蘊が遊学。 | ||
*天徳府八寺:1010年、李公蘊が創建 | *天徳府八寺:1010年、李公蘊が創建 | ||
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===ナムディン=== | ===ナムディン=== | ||
*[[ナムディン]]:陳朝時代、天長府という副都が置かれた。 | *[[ナムディン]]:陳朝時代、天長府という副都が置かれた。 |
2017年4月11日 (火) 時点における版
ベトナム仏教は、ベトナムに広まった大乗仏教・北伝仏教の流れ。
目次 |
一覧
ハノイ
- ハノイ:タンロン(昇龍)
- 一柱寺:ハノイを代表する寺院。李朝太祖の李公蘊(リコンウアン)が創建。延祐寺。
- 玉山寺:ハノイにある寺院。
- タイフーン寺院:ハノイ郊外にある寺院。崇福寺。
- ハノイ・鎮国寺:ハノイにあるベトナム最古の仏教寺院。
- 婆𥒥寺:ハノイ郊外にあった。麟角が蓮宗を開いた。
- 興天御寺:ハノイの内城にあった。1009年、李公蘊が遷都と共に創建。
- 勝厳寺:ハノイの外城にあった。1009年、李公蘊が遷都と共に創建。
- 吉祥寺]]:ハノイにあった。無言通派僧侶で扶聖霊仁太后の甥の円照が住した。
- 国師寺:ハノイにあった。
- 報天寺:ハノイにあった。英宗の命で、無言通派九祖の道恵が住し、李朝禅宗の中心となった。報天塔があった。パオティエン寺院。
- 西方寺:ハノイ近郊。阿羅漢像が美術品として有名。タイーフオン寺院。崇福寺。
ホーチミン
フエ
バクニン省
- 衆善寺:バクニン省(北寧省)にあった。法雲寺で毘尼多流支に禅宗を学んだ法賢が創建。
- 含龍寺:バクニンにあった。蓮宗
- 蓮宗寺:バクニンにあった。蓮宗
- 禅衆寺:交州(バクニン省トゥアンタイン県)にあった。王邵『広弘明集』に記述。
- 法雲寺:バクニン省トゥアンタイン県にある。廃仏にあって長安を去った毘尼多流支というインド僧が580年にやって来て住し、『大乗方広総持経』を漢訳。法賢に禅宗を伝えた。ベトナム禅宗の始まり。桑寺。ザウ寺
- 建陽寺:バクニンにあった。清弁が住して南宗禅を広めた。
- 建初寺:バクニンにあった。感誠が、百丈懐海弟子の無言通を請いて禅を学び、無言通派を開く。
- 重明寺:バクニン省ティエンズー(仙遊)にあった。無言通派を一大勢力に築いた禅老が住し、李公蘊が帰依した。
- 光明寺:バクニン省ティエンズー(仙遊)にあった。無言通派九祖の道恵が
住した。
- ブッタップ寺院:バクニン省にある寺院。ベトナム北部の仏教の中心。千手観音が美術品として有名。寧服寺(寧福寺)、筆塔寺。
- 瓊林寺:バクニン省古法にある寺院。千仏像が有名。唐の貞元年間、毘尼多流支派八祖の定空が創建し、神会禅を広めた。
- 古法寺:李朝を開いた太祖李公蘊が育った寺。
- 六祖寺:李公蘊が遊学。
- 天徳府八寺:1010年、李公蘊が創建
ナムディン
その他
- タイ寺院:ハータイ省にある寺院群。中心寺院の天福寺、頂山寺、貝庵寺などがある。
- フォーン寺院:ハータイ省にある寺院群。ベトナムを代表する仏教聖地の一つ。13の寺院で構成。香寺。
- バイディン寺院:ニンビン省にある寺院。本堂に3体の大仏がある。
- ビックドン寺院:ニンビン省の古都ホアルー郊外にある岩窟寺院。上中下の3寺に分かれる。碧洞寺。
- リンソン寺院:ラムドン省ダラットにある寺院。中国風とフランス風の折衷様の建築で知られる。霊山寺。
- ロンソン寺院:カインホア省ニャチャンにある寺院。山上にある。大仏。隆山寺。
- ロンティエン寺院:クアンニン省ハロンにある寺院。龍天寺。
- サム山:アンザン省チャウドック近郊にある霊山。
- 釈迦仏台:バリアブンタウ省ブンタウにある寺院。
- カレン寺院:ソクチャン省ソクチャンにある寺院。クメール様式。
- ヨイ寺院:ソクチャン省ソクチャンにある寺院。クメール様式。
- 雲山寺:タイニン省タイニン近郊のバーデン山にある寺院。
- タムタン寺院:ランソン省ランソンの鍾乳洞にある岩窟寺院。三清洞。
- 十塔寺:ビンディン省(平定省)にあった。臨済正宗を称した中国僧原紹が創建。
- [[カマウ:カマウ省カマウ市。クメール様式の寺院遺跡がある。
- チャビン:チャビン省チャビン市。クメール様式の寺院遺跡
- 仙洲山寺 :交州にあった。中国僧の曇弘が455年、山上で焼身自殺。
- 普光寺:毘尼多流支派四祖の清弁が法燈に『金剛般若経』を学ぶ。
- 崇業寺:清弁が恵厳に学ぶ
- 大教寺:李公蘊が寄進。
- 長聖寺:李朝太宗の命で、天成7年(1034)に焼身供養した宝性と心明の舎利を李朝太宗の命で、この寺に納めた。
- 普寧寺:慈廉にあった。無言通派八祖の通弁が住した。
- 究連教源寺:景興宮の隣にあった。仁宗が建て無言通派の満覚に与えた。
- 延福寺:
- 開国寺:占城征討で捉えた中国僧草堂が聖宗の命で住した。聖宗は草堂から禅を学び、草堂派を開いた。
- 延祐寺:陳朝太宗が修復。
- 月光寺:建安にあった。蓮宗開祖の麟角が最初住した。
流派と教団
- ホアハオ教:新宗教。
人物
参考文献
- 川本邦衛「ヴェトナム」『仏教文化事典』