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麟祥院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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妙心寺にも同名の塔頭[[妙心寺麟祥院]]が建てられた。 | 妙心寺にも同名の塔頭[[妙心寺麟祥院]]が建てられた。 | ||
江戸時代中期までは妙心寺末の江戸触頭を務めた。 | 江戸時代中期までは妙心寺末の江戸触頭を務めた。 | ||
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(『日本歴史地名大系』『国史大辞典』) | (『日本歴史地名大系』『国史大辞典』) | ||
2021年12月26日 (日) 時点における版
麟祥院(りんしょういん)は、東京都文京区湯島にある、徳川家の菩提寺となった臨済宗寺院。妙心寺末の触頭だった。本尊は釈迦如来。臨済宗妙心寺派。春日局の菩提寺。通称は枳殻寺。山号は天沢山。
歴史
1624年(寛永1年)創建の報恩山天沢寺が前身。徳川秀忠猶子の神龍が入ったが、まもなくなくなったため、下野国興禅寺の渭川周瀏を招いて開山とし、春日局を開基とした。 1635年(寛永12年)、麟祥院と改称。1647年(正保4年)までに300石寄進された。 妙心寺にも同名の塔頭妙心寺麟祥院が建てられた。 江戸時代中期までは妙心寺末の江戸触頭を務めた。 1887年(明治20年)、東洋大学の前身の哲学館が境内に建てられた。 (『日本歴史地名大系』『国史大辞典』)
伽藍
- 汲清軒:開山堂を管理
- 幽勝庵
- 頤神院
- 霊樹院
- 禅堂
- 閻魔堂
- 春日局御霊屋