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摂津深江・法明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年10月11日 (水)
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2023年10月11日 (水) 時点における最新版
法明寺(ほうみょうじ)は大阪府大阪市東成区深江南(摂津国東成郡)の融通念仏宗中興法明の生誕地にある浄土宗寺院。本尊は快慶作の阿弥陀如来。現在は浄土宗知恩院派。清原院と号す。通称は深江法明寺。山号は深江山。深江稲荷神社に隣接する。喜連法明寺とはしばしば混同されるが別。(参考:同名寺院法明寺)
歴史
法明が建てた「深江の草庵」を発祥とする。深江は法明の出身の清原氏の領地であった。 1318年(文保2年)の創建ともいい、法明が大念仏寺を引退したあとの1347年(正平2年/貞和3年)の創建ともいう。
明暦年間(1655-1657)に善誉により浄土宗に転じ、知恩院末となる。転じたのは1662年(寛文2年)とも。1693年(元禄6年)に諦誉が再興し本堂を再建。法明像が祀られている。雁夫婦を葬ったとも、法明の龕を葬ったともいわれる雁塚がある。
(『大阪府史蹟名勝天然記念物』『東成郡誌』『日本歴史地名大系』)