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竹林院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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- | '''竹林院''' | + | '''竹林院'''(ちくりんいん)は、奈良県吉野郡吉野町にある[[修験道]]寺院。本尊は[[不動明王]]、[[蔵王権現]]、[[役小角]]。元は[[金峰山寺]]の満堂派の塔頭。元は[[真言]][[律宗]]だったが明治以後は[[天台宗]]となり現在は単立。[[大峰山寺護持院]]の一つ。 |
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+ | 弘仁9年(818)、[[空海]]が入峰の時に創建した'''椿山寺'''が起源という。延喜16年(916)、三好善行がこの寺で出家して日蔵と称した(元亨釈書)。'''常楽山日蔵院'''と称したが、[[後小松天皇]]から'''竹林院'''の名を賜った。金峰山律寺四院の一つとなった。元禄年間、[[高野山]]の支配を離れた。明治7年(1874)、廃絶。のち[[天台宗]]寺院として復興。戦後、単立となる。 | ||
+ | (日本歴史地名大系、国史大辞典) | ||
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2017年9月16日 (土) 時点における版
竹林院(ちくりんいん)は、奈良県吉野郡吉野町にある修験道寺院。本尊は不動明王、蔵王権現、役小角。元は金峰山寺の満堂派の塔頭。元は真言律宗だったが明治以後は天台宗となり現在は単立。大峰山寺護持院の一つ。
歴史
弘仁9年(818)、空海が入峰の時に創建した椿山寺が起源という。延喜16年(916)、三好善行がこの寺で出家して日蔵と称した(元亨釈書)。常楽山日蔵院と称したが、後小松天皇から竹林院の名を賜った。金峰山律寺四院の一つとなった。元禄年間、高野山の支配を離れた。明治7年(1874)、廃絶。のち天台宗寺院として復興。戦後、単立となる。 (日本歴史地名大系、国史大辞典)