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麟祥院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年10月19日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
麟祥院(りんしょういん)は、東京都文京区湯島にある徳川家ゆかりの臨済宗寺院。妙心寺末の触頭だった。本尊は釈迦如来。臨済宗妙心寺派。春日局の菩提寺。通称は枳殻寺。山号は天沢山。
歴史
- 1624年(寛永1年):前身の報恩山天沢寺創建。。徳川秀忠猶子の神龍が入ったが、まもなくなくなったため、下野国興禅寺の渭川周瀏を招いて開山とし、春日局を開基とした。
- 1635年(寛永12年):麟祥院と改称。
- 1647年(正保4年):この年までに300石寄進された。
- 妙心寺にも同名の塔頭妙心寺麟祥院が建てられた。
- 江戸時代中期までは妙心寺末の江戸触頭を務めた。
- 1887年(明治20年):東洋大学の前身の哲学館が境内に建てられた。
(『日本歴史地名大系』『国史大辞典』)
伽藍
- 汲清軒:開山堂を管理
- 幽勝庵
- 頤神院
- 霊樹院
- 禅堂
- 閻魔堂
- 春日局御霊屋