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真宗大谷派札幌別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年9月20日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
北海道札幌市中央区にある真宗大谷派の別院。明治政府から北海道開拓を命じられた東本願寺の拠点だった。
明治2年8月、政府は財政逼迫のため、東本願寺に開拓、教化を命じた。 翌年、法嗣であった大谷光瑩が100人以上の随員とともに北海道に向かい、7月に函館に入港し、同月札幌に到着した。茅葺きの仮堂を建て東本願寺管刹と称したのが起源。 4年、越後光円寺の旧本堂を譲り受け、本堂とした。
現在の本堂は、明治24年に竣工して翌年8月遷仏式をおこなった。旧堂も旧御堂と称して現存している。