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開元寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2016年6月23日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
開元寺(かいげんじ)は、唐の9代玄宗が両京(長安・洛陽)諸州ごとに設置した仏教寺院。開元26年(738)6月1日、玄宗は、勅を下し、州ごとに既存の観と寺を選び、額を与えて開元観と開元寺とした。当時、既に中宗が定めた龍興観・龍興寺が各地にあったが、玄宗は、それらを祖先祭祀の道観・仏寺とした一方、開元観・開元寺は皇帝の等身大の像が奉安され、祝寿が行われた。日本の国分寺・国分尼寺にも通じる制度である。
一覧
主要なもの
- 長安・開元寺:現存
- 洛陽・開元寺
- 福州・開元寺:空海旧跡
- 泉州・開元寺:重点寺院。現存。
- 潮州・開元寺:重点寺院。現存。
- 宣州・開元寺:安徽省宣城市宣州区にあった。黄檗希運旧跡。
- 洪州・開元寺:江西省。馬祖道一旧跡
- 定州・開元寺
- 越州・開元寺:円珍旧跡
- 魏州・開元寺
台州・開元寺:奝然旧跡
- 桂州・開元寺
- 明州・開元寺:慧萼旧跡?
- 斉州・開元寺
- 登州・開元寺
- 楚州・開元寺
- 路州・開元寺