ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
宇流富志禰神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2019年4月25日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
宇流富志禰神社(うるふしね・じんじゃ)は三重県名張市平尾藤ノ木(伊賀国名張郡)にある春日信仰の神社。春日神が鹿島神宮から春日大社まで遷座した時の旧跡という。春日大社関連旧跡。祭神は宇奈根神・春日神など。官社論社。県社。旧称は春日神社。
歴史
『春日社記』によれば鹿島神が夏見の一瀬河で沐浴したという。
『三代実録』によると「宇奈根神」に対し861年に従五位下、873年に従五位上が授けられ、『延喜式』に「宇流富志禰神社」とある。
春日神社とも称したが、1616年の棟札に「宇奈根大明神」とある。
『伊水温故』に平尾の春日大明神は「夏見宮より勧請」とあり、 本来の宇流富志禰神社は現在の積田神社で、その分社ともいう。
(日本歴史地名大系)
1881年(明治14年)11月県社(神道史大辞典)。