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淳和院は、平安京右京にあった淳和天皇の離宮。西院とも呼ばれる。鎮守として西院春日神社が祀られた。
淳和院の前身の南池院は平安時代初期には成立。810年(弘仁1年)に嵯峨天皇が行幸しており、このときには既に皇太弟の後の淳和天皇の所有となっていた。833年(天長10年)2月28日、淳和天皇は淳和院で譲位したがこの時、南都の春日大社から分霊して西院春日神社を祀ったという。 淳和上皇はこの地で崩御した。
高山寺本堂