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真宗大谷派岐阜別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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真宗大谷派岐阜別院(しんしゅうおおたには・ぎふ・べついん)は、岐阜県岐阜市にある真宗大谷派の別院。小熊御坊。
慶長6年(1601)、美濃国各務原加納村に陣屋を置く旗本坪内惣兵衛が、12代教如に寺地を寄進して道場としたのが起源。寛永元年(1624)、厚見郡小熊村の門信徒の願いを東本願寺13代宣如が聞き入れ、道場を小熊に移し、掛所とした。そのため宣如を開山とする。明治5年(1872)、東本願寺出張所と称し、明治10年(1877)岐阜別院と称した。24年(1891)の濃尾地震で本堂などは全壊。仮堂を立てたが大正元年(1912)9月の暴風雨で倒壊した。大正5年、大伽藍を建立し復興した。
子院
- 唯敬坊
- 円龍寺
- 願正坊
- 上宮寺
参考文献
- 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部