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長応寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年8月28日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
長応寺(ちょうおうじ)は、江戸芝にあった日蓮宗寺院。大石寺末の江戸触頭(宇高良哲によるが、甲子夜話によると本成寺末触頭とある)。北海道天塩郡幌延町と東京都品川区に後身寺院がある。山号は芳荷山。
歴史
鵜殿氏が三河に文明5年(1473)創建。文禄元年(1592)江戸日比谷に移転。数回の移転を重ね芝に移る。江戸触頭となった。弘化2年(1845)に大火で焼失。
明治31年(1898)本成寺末となる。明治33年から翌年にかけて本成寺の主導で北海道布教のための移転が始まり、同時に「法華宗農場」を開設した。一方、明治40年、品川にも後身寺院が建てられた。明治41年、北海道で伽藍造営が始まり、大正2年竣工。しかし大正8年、失火で焼失した。大正12年再建資金を獲得するため、農場を売却。のち再建。 (日本歴史地名大系)