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法相宗
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年1月20日 (金) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
法相宗(ほっそうしゅう)は、北伝仏教・大乗仏教の一宗派。玄奘弟子の慈恩大師窺基を開祖とする。
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- 円測
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- 道昭(629-700):日本法相宗の開祖。入唐僧。河内国丹比郡出身。船氏。元興寺で学び、653年(白雉4年)に入唐。玄奘に師事し、基と交わった。660年(斉明6年)帰国し、日本に初めて法相宗を伝えたことで著名だが、玄奘の勧めで隆化寺恵満(慧可の弟子)に禅を学び、初めて日本に禅を伝えた人物でもある。元興寺に禅院を設けた。日本初の大僧都。死後、日本で初めて火葬された。
- 定慧(643-665):法相宗の入唐僧。藤原鎌足の長男。653年(白雉4年)、入唐。長安の慧日道場で神泰に学ぶ。12年滞在し、665年(天智4年)帰国してまもなく病死。父の墓を多武峰に築き、妙楽寺を開いたとされる。貞慧。
- 智通(生没年不詳):法相宗第二伝。658年(斉明4年)に智達と共に入唐。玄奘や基に学ぶ。金剛山寺を創建したともいう。
- 智達(生没年不詳):法相宗第二伝。658年(斉明4年)に智通と共に入唐し、玄奘や基に師事。帰国後、元興寺で法相宗を広めた。
- 智鳳(生没年不詳):法相宗第三伝。新羅出身。703年(大宝3年)、智雄や智鸞と共に入唐し、智周に学ぶ。日本に戻り、元興寺で法相宗を広めた。