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伊勢・欣浄寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年11月15日 (木) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
欣浄寺 ごんじょうじ | |
概要 | 法然の神宮参詣旧跡にある寺院。 |
奉斎 | 阿弥陀如来 |
所在地 | 三重県伊勢市一之木2-6-7 |
所在地(旧国郡) | 伊勢国度会郡 |
所属(現在) | 浄土宗 |
格式など | |
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目次 |
概要
欣浄寺(ごんじょうじ)は、三重県伊勢市にある法然ゆかりの浄土宗寺院。日の丸名号がある。法然上人二十五霊場の一つ。伊勢神宮関連旧跡。(参考:同名寺院欣浄寺)
歴史
法然が神宮に百日参籠して道心堅固を祈念したところ、神前に日輪が示現し、その中に「南無阿弥陀仏」の名号が現れたという。名体不離、同体大悲の理を表すという。のち、旧家の宝庫に蔵されていたところ、炎上したとき、名号が空に飛び上がり、大木の枝に引っかかったので、それを供養するための寺院を建てた。1540年(天文9年)創建。寛文の大火で焼失。越坂に移転。1702年(元禄15年)、京都・江戸などで出開帳を行った。1869年(明治2年)に廃絶し、本尊什宝は知恩院に遷されたが、壱誉学翁[1]が霊場の廃絶を嘆いて本山や当局と交渉。1882年(明治15年)、常明寺境内に仏堂を建立。1889年(明治22年)に大法要を執行。1917年(大正6年)に現在地に移転した。
画像
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参考文献
- 『宇治山田市史』
脚注
- ↑ 河鍋暁斎の門人でもあるという