ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
本願寺山科別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年12月12日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
本願寺山科別院は、京都府京都市山科区東野狐藪町にある西本願寺の別院。蓮如ゆかりの山科本願寺跡に建てられた。本願寺遷座旧跡。蓮如堂(中宗堂)があるのが特徴。元は舞楽寺と称した。山号は聖水山、松林山。
歴史
1732年(享保17年)5月、山科講が東野村の藪地1250坪余を西本願寺に寄進。同年8月、北山御坊養源寺の旧本堂を移築して10月1日に落慶。毎年、西本願寺の蓮如像を奉遷して法要をしていた。1823年(文政6年)、蓮如堂を建立。1882年(明治15年)、明治天皇による慧燈大師号宣下を機に西本願寺内に蓮如堂建築が計画された。しかし、それが頓挫したため、1884年(明治17年)1月、西本願寺の蓮如像を山科蓮如堂に遷座した。(日本歴史地名大系)