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本願寺吉崎別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年12月18日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
本願寺吉崎別院(ほんがんじ・よしざき・べついん)は福井県あわら市吉崎にある浄土真宗寺院。西本願寺の別院。浄土真宗本願寺派。蓮如の吉崎御坊の跡地に江戸時代に建てられた。山下道場。大家道場。吉崎御坊関連旧跡。
歴史
1673年(延宝1年)、東本願寺が山上の吉崎御坊の跡地に御堂建立を福井藩に請願し許可が降りると西本願寺が抗議。 激しい争論となり、福井藩は幕府に採決を委ねた。1677年(延宝5年)に幕府は双方とも山上に堂宇を建てることを禁止した。
その後、1679年(延宝7年)に西本願寺が東麓に御堂を創建。 1882年(明治15年)、山上旧跡は東西の共有地と定められた。 1948年(昭和23年)の福井地震で倒壊した北門の代わりに西本願寺から念力門が移された。 (日本歴史地名大系ほか)