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伊勢・金剛寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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金剛寺(こんごうじ)は三重県伊勢市船江(伊勢国度会郡)にあった臨済宗寺院。伊勢神宮外宮の鬼門除とされた。度会氏・豊臣氏・天満信仰ゆかり。伊勢神宮関連旧跡。(参考:同名寺院金剛寺)
もと真言宗。1595年(文禄4年)12月、豊臣秀次の妾の恵康尼が再興して臨済宗となった。菅原道真の左遷に従って付き添ったことで知られる外宮神主の度会春彦は、帰国に際して播磨袖ケ浦から袂に入れて持ち帰った小石が成長したという、袂石が境内にあった。この縁で菅公祠が祀られていた。(『宇治山田市史』)