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善重寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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'''善重寺'''(ぜんじゅうじ)は、茨城県水戸市にある[[二十四輩]][[善念房]]ゆかりの[[浄土真宗]]寺院。三浦実忠の子の'''三浦義重'''は、建保4年(1216)、[[鹿島神宮]]参詣の帰りに桜川を渡れず困っていた[[親鸞]]を背負って渡した。義重は親鸞に帰依して善念房と名乗った。善重寺は善念が桜川のほとりに創建したのが始まりとも、笠間に創建し、那珂東郡門部に移ったともいう。天正14年(1586)には水戸城下にあった。寛文7年(1667)、徳川光圀の寺院整理で現在地に移転。触頭を務めた。[[真宗大谷派]]
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'''善重寺'''(ぜんじゅうじ)は、茨城県水戸市にある[[二十四輩]][[善念房]]ゆかりの[[浄土真宗]]寺院。[[真宗大谷派]]。
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三浦実忠の子の'''三浦義重'''は、建保4年(1216)、[[鹿島神宮]]参詣の帰りに桜川を渡れず困っていた[[親鸞]]を背負って渡した。義重は親鸞に帰依して善念房と名乗った。善重寺は善念が桜川のほとりに創建したのが始まりとも、笠間に創建し、那珂東郡門部に移ったともいう。天正14年(1586)には水戸城下にあった。寛文7年(1667)、[[徳川光圀]]の寺院整理で現在地に移転。触頭を務めた。
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1679年5月、[[東本願寺]]一如が水戸下向の際に2泊3日滞在。
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1682年12月28日、[[院家]]となる。1868年、天狗党により焼失。
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*13善空()<>:1586年中興。
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*15念了()<>:1643年12月、住職。1686年11月4日死去。61歳。著書「水戸善重寺由緒」。
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*24三浦了円()<1889->:福井県勝山正等寺の出身か。1889年住職。岡倉天心と交流。
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*25三浦彰円
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==参考文献==
==参考文献==

2021年11月5日 (金) 時点における版

善重寺(ぜんじゅうじ)は、茨城県水戸市にある二十四輩善念房ゆかりの浄土真宗寺院。真宗大谷派

三浦実忠の子の三浦義重は、建保4年(1216)、鹿島神宮参詣の帰りに桜川を渡れず困っていた親鸞を背負って渡した。義重は親鸞に帰依して善念房と名乗った。善重寺は善念が桜川のほとりに創建したのが始まりとも、笠間に創建し、那珂東郡門部に移ったともいう。天正14年(1586)には水戸城下にあった。寛文7年(1667)、徳川光圀の寺院整理で現在地に移転。触頭を務めた。 1679年5月、東本願寺一如が水戸下向の際に2泊3日滞在。 1682年12月28日、院家となる。1868年、天狗党により焼失。

組織

歴代

  • 1善念()<>:三浦三郎義重
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13善空()<>:1586年中興。
  • 14善慶()<>:1634年5月28日死去。49歳。
  • 15念了()<>:1643年12月、住職。1686年11月4日死去。61歳。著書「水戸善重寺由緒」。
  • 16念悰()<>:
  • 17善隣()<>:
  • 18念秀()<>:
  • 19善継()<>:
  • 20念称()<>:善林か。
  • 21念道()<>:1816年9月4日死去。31歳。
  • 22念住()<>:
  • 23念成()<>:
  • 24三浦了円()<1889->:福井県勝山正等寺の出身か。1889年住職。岡倉天心と交流。
  • 25三浦彰円
  • 26
  • 27藤本貫大()<>:


参考文献

  • 今井雅晴監修、2011『親鸞聖人関東ご旧跡ガイド』本願寺出版社
http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%96%84%E9%87%8D%E5%AF%BA」より作成

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