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善重寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2015年10月28日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
善重寺(ぜんじゅうじ)は、茨城県水戸市にある二十四輩善念房ゆかりの浄土真宗寺院。三浦実忠の子の三浦義重は、建保4年(1216)、鹿島神宮参詣の帰りに桜川を渡れず困っていた親鸞を背負って渡した。義重は親鸞に帰依して善念房と名乗った。善重寺は善念が桜川のほとりに創建したのが始まりとも、笠間に創建し、那珂東郡門部に移ったともいう。天正14年(1586)には水戸城下にあった。寛文7年(1667)、徳川光圀の寺院整理で現在地に移転。触頭を務めた。真宗大谷派。
参考文献
- 今井雅晴監修、2011『親鸞聖人関東ご旧跡ガイド』本願寺出版社