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宝勝権現社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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+ | 久米田池建設の工事を手伝った「黄牛」を祀る神社が[[久米田寺]]にかつてあり、その祭神を宝勝権現とする説もあった(隆池院総跡記)。神於山は久米田池の水源となる牛滝川の上流の近くにある。 | ||
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2018年8月25日 (土) 時点における版
宝勝権現社は大阪府岸和田市神於町(和泉国南郡)の神於山にある修験道関係の神社。神於寺の鎮守。『神於寺縁起絵巻』によると「正四位」の神階を持っていたという。宝勝権現は新羅から飛来した神人で、宝勝化人ともいう。他所ではほとんど祀られない独自の神格で、役小角が勧請した。山頂の社殿は明治の神仏分離で廃絶したようだが、神於寺に祠が残る。最初に祀られたのは貝塚市津田の鱧崎松という(廃絶した鱧崎神社か)。
久米田池建設の工事を手伝った「黄牛」を祀る神社が久米田寺にかつてあり、その祭神を宝勝権現とする説もあった(隆池院総跡記)。神於山は久米田池の水源となる牛滝川の上流の近くにある。