ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。
葛木寺(かずらぎでら)は、平城京にあった聖徳太子ゆかりの古代寺院。聖徳太子建立七寺の一つとされる。葛城氏の氏寺とも言われる。葛木尼寺。葛城寺。
元は飛鳥の豊浦寺の西北もしくは西にあったという。橿原市和田の飛鳥時代の古瓦の出土地点が跡地ではないかという。平城京では左京五条六坊五坪にあった。宝亀11年(780)、伽藍が全焼(『続日本紀』)。飛鳥の旧地にも寺院は残ったらしく、大和・妙安寺がその後身とみられている。(『国史大辞典』)