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弥勒寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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弥勒寺(みろくじ)は、宇佐神宮にあった別当寺。寺名と食い違うが本尊は薬師如来で、現在は大善寺に移されている。(参考:同名寺院弥勒寺_(同名))
目次 |
歴史
神仏分離で廃絶。
講堂本尊の弥勒如来は浄土真宗極楽寺に移された。
組織
歴代別当
- 1法蓮():宇佐氏。
- 2華厳():
- 3覚満():
歴代講師
別当に代わり、長官として講師が置かれた。喜多院検校を兼務。
- 光恵()<828?->:『元暦文治記』などに記載がある。
- 古牢()<>:『元暦文治記』に記載があるが不詳。
- 准開()<>:『元暦文治記』に記載があるが不詳。
- 慶昭()<>:『元暦文治記』に記載があるが不詳。
- 義海(871-946)<-901?->:石清水検校。天台座主。901年頃在任か。『元暦文治記』には記載はない。
- 長祐()<?-999>:『元暦文治記』などに記載がある。
- 元命(971-1051)<999-1047>:宇佐と石清水の関係を密接にする。宇佐氏出身で、弥勒寺ではなく石清水八幡宮の護国寺の僧侶として出世。護国寺別当。
- 戒信()<1047->:元命の子。護国寺別当。
- 清円()<1087->:清成(元命の子)の養子。護国寺別当。
- 円賢()<1105->:元命の娘婿。清円の養子。太宰府安楽寺の出身という。菅原氏。
- 寛賢()<1123-1128>:円賢の子。宇佐氏系としては最後となる。
- 光清()<1128->:石清水による宇佐支配体制を作り上げた。紀氏。元命の曽孫。護国寺別当。
- 任清()<1137->:
- 玄清()<1154->:
- 慶清()<1160->:田中家の祖。
- 成清()<1171->:
- 慶清()<1180->:
- 成清()<1184->:
- 祐清()<1190->:善法寺家の祖
- 祐清()<1199->:
- 宝清()<1238->:
- 宮清()<1244->:
- 宮清()<1261->:
- 尚清()<1263->: