ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
東本願寺大連別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2022年7月27日 (水) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
東本願寺大連別院は関東州大連市にあった浄土真宗寺院。真宗大谷派。別院。本堂建築は現存する。一帯は当局が社寺建立地として計画した地域で、東側には西本願寺関東別院や大連神社があった。
明治41年4月、別院創立事務所を設置。輪番新田神量。大正2年10月、仮本堂入仏式。(1916満洲十年史) 昭和1年2月、大慈園を開設し、困窮児童を受け入れていた。(関東局施政三十年史) 大谷派の満洲開教監督部が置かれた(のち奉天、新京に移転)。 昭和8年、本堂落慶。この建物は敗戦後も取り壊されることなく、戦後は図書館として用いられ、1990年頃からは大連京劇院の事務所として用いられていた。 大連市文物保護単位に指定されている。