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正林寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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正林寺(しょうりんじ)は京都府京都市東山区上馬町(山城国愛宕郡)にある法然旧跡の浄土宗寺院。法然の讃岐流罪の出発の地とされる。法然上人二十五霊場第14番。浄土宗知恩院派。小松谷正林寺。光明真言院。山号は清涼山。
もとは平重盛の邸宅で、48個の燈籠を掲げた燈籠堂という道場があったとされる。重盛は法然高弟の源智の祖父である。 重盛の死後、九条兼実の邸宅となり、配流が決まった法然の最後の場所となった。
応仁の乱で焼失。江戸時代の正徳年間に九条家の屋敷を移築して復興した。