泉涌寺即成院

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

2023年3月14日 (火) 時点における版

即成院山門（左）。泉涌寺総門前の北側に面する。

即成院（そくじょういん）は、京都府京都市東山区にある真言宗寺院。泉涌寺子院。本尊は源信作の阿弥陀如来。中尊に従う二十五菩薩が有名。元は伏見殿に付属した寺で、1875年(明治8年)まで深草にあった。那須与一の墓がある。即成就院。伏見寺。

991年(正暦2年)源信が伏見に創建した光明院が起源という。 その後、橘俊綱が伏見山荘（後の伏見殿）を建て持仏堂にして即成就院と称した。場所は桃山江戸町という。 1195年(建久6年)宜陽門院が後白河天皇追悼のために復興。 豊臣秀吉の伏見城建設で大亀谷に移転。 1875年(明治8年)、泉涌寺内に移転。1902年(明治35年)復興とも。 保安寺と合併したともいう。 伏見・護法寺とも関連か。 練供養が行われている。 （日本歴史地名大系ほか）

伽藍

参道北側の即成院（西北）戒光寺（東南）と参道南側の法音院（国土地理院空中写真より）

• 本堂：
• 地蔵堂：
• 那須与一墓：
• 霊弓殿：不詳

即成院山門	即成院山門	即成院山門
本堂	本堂	本堂奥殿
即成院香炉	玄関	地蔵堂
自然環境文化推進機構	社業記念碑	那須与一墓
那須与一墓	平安連合会記念碑	霊弓殿
霊弓殿	霊弓殿	霊弓殿・扁額