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那智山

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2017年4月23日 (日)

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那智山は、熊野三山を構成する3所の霊場の一つ。和歌山県東牟婁郡那智勝浦町。紀伊国牟婁郡。熊野那智大社と青岸渡寺、発祥地とも言われる那智の滝を中心に社寺がある。祭神の熊野夫須美大神は、イザナミとされるが異説もあり、性格ははっきりしない点がある。本地仏は観音菩薩で、南の浜からは補陀落渡海が行われた。
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'''那智山'''(なちさん)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある、[[熊野三山]]を構成する3所の霊場の一つ。紀伊国牟婁郡。[[熊野那智大社]]と[[青岸渡寺]]、発祥地とも言われる[[那智の滝]]を中心に社寺がある。祭神の'''熊野夫須美大神'''は、[[イザナミ]]とされるが異説もあり、性格ははっきりしない点がある。本地仏は[[観音菩薩]]で、南の浜からは補陀落渡海が行われた。
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大社には那智七本願という勧進や担う寺院が付属し、現在も阿弥陀寺や補陀落山寺が知られる。三山の神社の中で唯一、官社(式内社)ではなかった。
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大社には[[那智七本願]]という勧進や担う寺院が付属し、現在も[[熊野・阿弥陀寺]]や[[補陀洛山寺]]が知られる。三山の神社の中で唯一、[[官社]](式内社)ではなかった。
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もともと那智の滝は、那智山信仰の起源と思われるが、現在は、主祭神熊野夫須美大神とは別の神である飛瀧権現・大国主神が祀られている。滝のそばには那智四十八滝がある。
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もともと那智の滝は、那智山信仰の起源と思われるが、現在は、主祭神熊野夫須美大神とは別の神である飛瀧権現・大国主神が祀られている。滝のそばには[[那智四十八滝]]がある。

2017年4月23日 (日) 時点における最新版

那智山(なちさん)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある、熊野三山を構成する3所の霊場の一つ。紀伊国牟婁郡。熊野那智大社青岸渡寺、発祥地とも言われる那智の滝を中心に社寺がある。祭神の熊野夫須美大神は、イザナミとされるが異説もあり、性格ははっきりしない点がある。本地仏は観音菩薩で、南の浜からは補陀落渡海が行われた。


大社には那智七本願という勧進や担う寺院が付属し、現在も熊野・阿弥陀寺補陀洛山寺が知られる。三山の神社の中で唯一、官社(式内社)ではなかった。

もともと那智の滝は、那智山信仰の起源と思われるが、現在は、主祭神熊野夫須美大神とは別の神である飛瀧権現・大国主神が祀られている。滝のそばには那智四十八滝がある。

http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%82%A3%E6%99%BA%E5%B1%B1」より作成

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