陸奥・正法寺

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

正法寺（しょうぼうじ）は、岩手県奥州市水沢区にある曹洞宗寺院。本尊は如意輪観音。永平寺、総持寺に次ぐ第三の本山とも通称される。峨山韶碩弟子の無底良紹が創建で無底派の拠点。総持寺の直末寺院。陸奥・永徳寺と出羽・補陀寺が末寺門首を務めた。住職は永徳寺と大祥寺から出したという。大梅拈華山円通正法寺。黒石正法寺。（参考：同名寺院正法寺）

伽藍

役寺・塔頭

役寺

• 藤春院
• 大林寺
• 正福寺
• 耕雲院
• 安養寺

塔頭

• 続燈庵
• 聖諦庵

組織

住職

• 1無底良韶（1313-1361）：
• 2月泉良印（1319-1400）：
• 3道叟道愛（?-1379）：月泉より早く死去し、3代住職を贈られた。高沢寺で死去。
• 4中山良用
• 5金堂妙菊
• 6
• 7寿雲良椿
• 11観室良盛
• 14成岩良円

• 笑巌慧忻（1367-1450）：月泉良印から嗣法。続灯庵の開山。
• 在山融松
• 古山良空（1363-1415）：月泉良印から嗣法。1394年(応永1年)龍門寺を創建。正法寺住職に就任。
• 虎渓良乳（1353-1422）：月泉良印から嗣法。大祥寺を創建。
• 巨泉良珍（生没年不詳）：月泉良印から嗣法。正法寺を創建。
• 大応玄徹（?-1478）：月泉良印から嗣法。正音寺を開く。

• 通海良義
• 雄山良英
• 海盤良北
• 屋用良棟
• 徹叟弘通