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順明寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2018年8月19日 (日) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
順明寺(じゅんめいじ)は奈良県橿原市今井町にある浄土真宗寺院。本尊は阿弥陀如来。今井北御坊。京都・興正寺の御坊だったが、明治以後、西本願寺末となる。浄土真宗本願寺派。山号は天灯山。
歴史
多田満仲の子孫の多田仲貞が無常を感じて1217年(建保5年)に自邸を寺とした。当所は新賀(橿原市新賀町)にあった。3世義照が本願寺覚如に帰依して浄土真宗となり、7世光西は仏光寺12世性善に師事。仏光寺14世蓮教(経豪)が仏光寺を離れて興正寺を建てると興正寺末となった。1626年(寛永3年)現在地に移転。大和・専念寺と共に大和国の興正寺末の拠点となり、1712年(正徳2年)に興正寺の御坊となる。1876年(明治9年)、興正寺は独立して西本願寺を離れたが、順明寺は西本願寺末に留まった。(日本歴史地名大系)