下総一谷・妙安寺

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2018年12月3日 (月)

妙安寺（みょうあんじ）は茨城県猿島郡境町一ノ谷にある浄土真宗寺院。真宗大谷派。大法院と号す。旧称は西福寺。山号は一谷山。（参考：同名寺院妙安寺）

歴史

中村行実は1216年(建保4年)親鸞に師事し成然房と名乗る。1232年(貞永1年)、一ノ谷沼のほとりに寺を創建。 1499年(明応8年)、現在地に移転し、「妙安寺」と称す。 1642年(寛永19年)焼失。天和年間、江戸・報恩寺末となり「西福寺」と改称。仏光寺末となる。 1700年(元禄13年)再建。 1740年(元文5年)東本願寺末となり「妙安寺」と称す。 1814年(文化11年)再興。 1959年(昭和34年)再興。 （日本歴史地名大系）