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南法華寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年1月20日 (土)

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壺阪寺005.jpg

南法華寺(みなみほっけじ)は、奈良県高市郡高市町にある観音信仰真言宗南都仏教寺院。本尊は十一面観音。真言宗系単立。定額寺。大和国高市郡。西国三十三所観音霊場第6番札所。修験道当山派正大先達の一つ。壺阪寺壺阪観音の名のほうが知られる。密教子島流(壺阪流)の拠点であった。創建は諸説あるが、飛鳥時代後期の創建とみられている。藤原道長が吉野詣の途中に立ち寄っている。鎌倉時代初期に興福寺覚憲(壺阪僧正)が隠遁所として再建。真言宗豊山派だったが独立。インドの工房で製作した多数の石像が境内にある。奥院とされる香高山五百羅漢石仏が山中にある。平等王院と称す。山号は壺阪山。(参考:同名寺院法華寺 (同名)

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