富山県護国神社

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2021年10月24日 (日)

富山県護国神社（とやまけん・ごこくじんじゃ）は、富山県富山市にある、県内の戦没者などを祀る招魂社。内務大臣指定護国神社。神社本庁別表神社。占領期の名称は富山県鎮霊神社。

歴史

• 1912年(大正1年)9月：県知事浜田恒之助が発議して、安野町に起工。（『靖国神社百年史』）
• 1913年(大正2年)8月：社殿竣工。（『靖国神社百年史』）
• 1913年(大正2年)9月：鎮座祭（10月？）（『神道史大辞典』）
• 1939年(昭和14年)4月1日：内務大臣指定の「富山県護国神社」となる。（『靖国神社百年史』）
• 1945年(昭和20年)8月1日：社殿・社務所など炎上。（『靖国神社百年史』）
• 1945年(昭和20年)8月4日：氷見市上田の上田神社に仮遷座（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1946年(昭和21年)10月26日：元の場所に遷座（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1947年(昭和22年)4月13日：「富山県鎮霊神社」と改称。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1947年(昭和22年)10月21日：仮社殿（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1951年(昭和26年)10月24日：「富山県護国神社」に復称。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1952年(昭和27年)：富山県護国神社奉賛会（『神道史大辞典』）
• 1953年(昭和28年)：富山県護国神社建設委員会（『神道史大辞典』）
• 1953年(昭和28年)1月10日：社殿造営に着手（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1954年(昭和29年)10月23日：社殿竣工。遷座祭。奉祝祭（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1958年(昭和33年)10月19日：天皇皇后、参拝。（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1960年(昭和35年)8月26日：合祀概了奉告臨時大祭（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1962年(昭和37年)4月24日：創立20周年臨時大祭（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1965年(昭和40年)4月1日：単立だったが神社本庁に所属。
• 1965年(昭和40年)10月25日：終戦20周年臨時大祭（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1966年(昭和41年)7月1日：別表神社加列。
• 1968年(昭和43年)10月25日：明治100年記念臨時大祭（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1969年(昭和44年)5月26日：幣帛（『全国護国神社会二十五年史』）
• 1991年(平成3年)：外拝殿、竣工

組織

宮司

• 栂野守雄

富山県招魂社