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玉川寺

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2018年5月23日 (水)

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玉川寺(ぎょくせんじ)は山形県鶴岡市羽黒町玉川にある曹洞宗寺院。本尊は聖観音菩薩出羽三山羽黒山麓にある。東北地方における曹洞宗最古の寺院という。山号は国見山。

歴史

道元高弟である高麗(百済?)僧の了然法明弘性が創建したとされる。あるいはもと荒沢寺の末寺だったのを了然法明が再興したともいう(『出羽三山と修験道』161)。了然法明は、1247年(宝治1年)に来日し、京都、関東を経て、出羽国に至り、羽黒山に参詣したところ、老翁の姿で羽黒権現が出現した。直後、この地に至り観音の浄土であることを感じて、寺院を創建し、1251年(建長3年)に「玉泉寺」と称した。その後、老翁が現れて道元に師事することを勧めた。境内に羽黒権現を祭ったという(『出羽三山と修験道』161)。1453年(享徳2年)、庄内領主藤原亮淳が越後村上の耕雲寺(あるいは種月寺)の南英謙宗を招いて再興した。南英謙宗が作庭した庭園は著名で、のち天宥が改修した(国指定名勝「玉川寺庭園」)。 出羽三山の近世の松例祭において、四方拝と称して9月22日から24日にかけて松聖が増川郷を勧進するときに当社に参拝し、燈明と巻数を供えた(宮家準228)。(『出羽三山』118)

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