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真宗大谷派伏見別院

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2023年6月13日 (火)

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真宗大谷派伏見別院(国土地理院空中写真より)

真宗大谷派伏見別院(しんしゅうおおたには・ふしみ・べついん)は、京都府京都市伏見区にある真宗大谷派別院蓮池御坊二葉御堂

本願寺12代教如が慶長4年(1599)ごろに創建。徳川家康に願い出て寺地堂舎の寄進を受けた。堂舎は家康が向島に建てた御殿を譲り受けたという。寺地にはもともと蓮池があったため蓮池御坊二葉御堂と呼ばれたという。慶長6年(101)10月9日には伏見で教如が報恩講を勤めたとする史料があるからこの頃までには成立していたらしい。

東本願寺13代宣如もしくは17代真如が再建。この再建時に親鸞真向きの御影を下賜される。文久3年(1863)ごろ再建。鳥羽伏見の戦いでは会津藩兵の宿舎となった。その後、政府の伏見市中取締所が置かれた。本堂客殿などは老朽化で平成元年(1989)に解体された。26年(2014)小さな本堂が再建された。

参考文献

  • 木場明志監修、2012『別院探訪』真宗大谷派宗務所出版部
  • 真宗大谷派ウェブサイト
http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%9C%9F%E5%AE%97%E5%A4%A7%E8%B0%B7%E6%B4%BE%E4%BC%8F%E8%A6%8B%E5%88%A5%E9%99%A2」より作成

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