ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
白太夫信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(版間での差分)
1行: | 1行: | ||
- | [[ファイル:白太夫神社・度会春彦墓002.jpg|thumb|500px| | + | [[ファイル:白太夫神社・度会春彦墓002.jpg|thumb|500px|度会春彦の墓(高知県高知市大津)]] |
'''白太夫'''(しろだゆう、しらだゆう)は、[[天満天神]]の眷属神。各地の天満宮の境内社として祀られることが多い。[[菅原道真]]に随行し、最期を看取ったとされる[[伊勢神宮]]神主の'''度会春彦'''([[度会氏]]。松木春彦)とされる。ただし春彦に関する史料にはそのような伝記はなく、後世に習合したとみられる。春彦説の他、道真に仕えた農民という説もある。浄瑠璃では松王丸、梅王丸、桜丸の父とされる。'''白太夫神'''、'''白太夫明神'''。[[百太夫信仰]]とは別。 | '''白太夫'''(しろだゆう、しらだゆう)は、[[天満天神]]の眷属神。各地の天満宮の境内社として祀られることが多い。[[菅原道真]]に随行し、最期を看取ったとされる[[伊勢神宮]]神主の'''度会春彦'''([[度会氏]]。松木春彦)とされる。ただし春彦に関する史料にはそのような伝記はなく、後世に習合したとみられる。春彦説の他、道真に仕えた農民という説もある。浄瑠璃では松王丸、梅王丸、桜丸の父とされる。'''白太夫神'''、'''白太夫明神'''。[[百太夫信仰]]とは別。 | ||
2024年2月18日 (日) 時点における版
白太夫(しろだゆう、しらだゆう)は、天満天神の眷属神。各地の天満宮の境内社として祀られることが多い。菅原道真に随行し、最期を看取ったとされる伊勢神宮神主の度会春彦(度会氏。松木春彦)とされる。ただし春彦に関する史料にはそのような伝記はなく、後世に習合したとみられる。春彦説の他、道真に仕えた農民という説もある。浄瑠璃では松王丸、梅王丸、桜丸の父とされる。白太夫神、白太夫明神。百太夫信仰とは別。