ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
慶宝寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
(版間での差分)
細 (1版) |
2013年1月27日 (日) 時点における版
慶宝寺 | |
概要 | 神宮祭主創建の寺院。豊臣秀吉縁の寺院。廃絶。 |
奉斎 | |
所在地 | (三重県伊勢市岡本周辺) |
所在地(旧国郡) | 伊勢国度会郡 |
関連記事 |
概要
神宮祭主創建の寺院。豊臣秀吉縁の寺院。廃絶。
真言宗。神宮祭主の大中臣輔親が創建したと言われ、もと釈尊寺と称し、一之木町越坂にあった。 天正年間、豊臣秀吉が母の病気平癒祈願のため、両宮に一万石ずつ寄進したので、内宮側では不動堂の拡張に使ったのに対して、外宮側では豊臣家の御師上部貞永を通じて前野町に当時荒廃していた釈尊寺の本尊を遷座して寺院を建立。慶宝寺と称した。 寛文の大火以後、岡本町向山に移った。
稲荷信仰を広めたことで知られる愛染寺(伏見稲荷大社本願所)初代住職の天阿上人が兼帯したらしい(『稲荷講志』)。外宮の豊受大神=稲荷神ということだろうか??
明治2年正月に還俗して廃絶。
参考文献
- 『宇治山田市史』