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白太夫信仰
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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白太夫信仰 |
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概要
白太夫(しろだゆう、しらだゆう)は、天満天神の眷属神。各地の天満宮の境内社として祀られることが多い。菅原道真に随行し、最期を看取ったとされる伊勢神宮神主の度会春彦(度会氏。松木春彦)とされる。ただし春彦に関する史料にはそのような伝記はなく、後世に習合したとみられる。春彦説の他、道真に仕えた農民という説もある。浄瑠璃では松王丸、梅王丸、桜丸の父とされる。白太夫神、白太夫明神。百太夫信仰とは別。
一覧
- 世木神社:三重県伊勢市吹上。度会春彦が自らの魂を祀った生祠「松木神社」を合祀。
- 綱敷天神社:大阪府大阪市北区神山町。社家の白江家は度会春彦の子孫とされる。
- 白太夫神社:高知県高知市大津。度会春彦の没地。墓がある。土佐・雲門寺の跡地にある。
- 伊勢金剛寺:三重県伊勢市船江町。度会春彦ゆかりの臨済宗寺院。廃絶。