ようこそ『神殿大観』へ。ただいま試験運用中です。 |
専修寺京都別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2017年5月1日 (月) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
専修寺京都別院は、京都府京都市右京区鳴滝にある真宗高田派専修寺の別院。本尊は源信ゆかりの阿弥陀如来。下野・専修寺の一光三尊仏の模刻も祀る。専修寺住職の京都での滞在所として使われた。寺号は本誓寺。山号は高田山。(参考:同名寺院本誓寺)
歴史
専修寺11世応真が親鸞の旧跡を偲んで天文年間に創建。柳原坊と称した。火災で焼失し、慶長10年、間之町押小路高田町(京都市中京区高田町)に再建。高田坊と称した。 また焼失したので、天和3年(元和3年とも)、河原町に本山掛所として再建し、本誓寺と称した。高田御坊とも呼ばれた。延享2年(1745)、一光三尊仏の京都出開帳が行われたが、桜町天皇の要請で宮中でも開帳。この時、造らせた模刻像は天皇崩御後、寄進された。明治15年、専修寺別院に改称。昭和22年、焼失。昭和36年(昭和41年とも)、現在地に移転して再建された。
参考文献
- 専修寺ウェブサイト
- 『日本歴史地名大系』