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伴林氏神社
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
2021年8月24日 (火) 時点におけるWikiSysopKARASUYAMA (トーク | 投稿記録)による版
伴林氏神社(ともばやしうじじんじゃ)は、大阪府藤井寺市林(河内国志紀郡)にある大伴氏の祖神を祀る神社。祭神は高皇産霊神・天押日命・道臣命。官社。府社。
創建不詳。伴林氏の祖神とされるが、伴林氏の実態は記述がほとんどないため分かっておらず、河内国にいたことが分かっている大伴氏系の林氏の祖神と考えられている。
『三代実録』貞観9年2月26日条に官社に列せられた「志紀郡林氏神」や 貞観15年12月20日条に従五位下が叙された河内国正六位上天押日命神に該当する可能性がある。 延喜式以前の貞観式(871年)で既に官社として記されていた貞観式内社であることが延喜式神名帳金剛寺蔵本から判明している。
軍神の道臣命を祀る神社として注目され 昭和15年頃、陸軍関係者の寄進により大規模な拡張整備事業が行われた。 本社はいわゆる護国神社様式で建てられている。 1943年(昭和18年)9月、府社昇格。