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虎ノ門金刀比羅宮

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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虎ノ門金刀比羅宮は、東京都港区虎ノ門(武蔵国豊島郡)にある金毘羅信仰の神社。祭神は大物主神崇徳天皇府社


目次

歴史

  • 1660年(万治3年):丸亀藩主京極高和、讃岐の金刀比羅宮の分霊を三田の藩邸に勧請。1658年(万治1年)とも(日本歴史地名大系)。
  • 1679年(延宝7年):藩邸の虎ノ門移転と共に現在地に遷座。
  • 1757年(宝暦7年):この年、讃岐金刀比羅宮の神札納所に初穂料1両を納める(日本歴史地名大系)。
  • 1785年(天明5年):この年、讃岐金刀比羅宮の神札納所に初穂料150両を納める。流行り神の様相をみせる(日本歴史地名大系)。
  • 文化年間:一般の参詣を許可するようになる(日本歴史地名大系)。
  • 1821年(文政4年):銅鳥居奉納
  • 1869年(明治2年)4月:「事比羅神社」に改称[1]
  • 1871年(明治4年):京極家所有地と社地を分割[2]
  • 1873年(明治6年)3月:府社に列格[3]
  • 1881年(明治14年)2月24日:この時点で鴻雪爪(元曹洞宗僧侶。彦根清凉寺住職。のち御嶽教管長)が祠官となっている[4]。5月12日鴻雪爪が事比羅神社の小祭の執行を有栖川宮幟仁親王に報告[5]
  • 1942年(昭和17年):皇太子(大正天皇)が訪問[6]
  • 1889年(明治22年):「金刀比羅宮」に改称。1906年(明治39年)とも[7]。しかし1891年(明治24年)の時点で「金刀比羅宮祠官」の文言がみえる[8]
  • 1907年(明治40年)5月4日:神饌幣帛料供進神社に指定[9]
  • 1945年(昭和20年):戦災で焼失
  • 1951年(昭和26年):社殿再建。
  • 1983年(昭和58年):本殿再建。
  • 2004年(平成16年):琴平タワー竣工。

(ウェブサイト)

境内

  • 本社
  • 喜代住稲荷神社
  • 結神社

組織

祠官・社司

  • 鴻雪爪(1814-1904)<1873-?>:還俗神職。のち御嶽教管長。元は曹洞宗僧侶。備後国因島の出身。1873年(明治6年)3月8日、虎ノ門事比羅神社祠官[10]。1882年(明治15年)9月28日、請われて御嶽教管長に就任1904年(明治37年)6月18日、管長在職で死去。91歳。(略歴は御嶽教#組織を参照)
  • 鴻雪年(1861-1936)<>:鴻雪爪の養子。浅野長勲の弟。1861年(文久1年)生。1883年(明治16年)1月7日以前に祠官[11]、のち社司。1890年(明治23年)8月時点で神道本局の中教正[12]。1899年(明治32年)11月まで東京府神官取締所副所長[13]。1936年(昭和11年)11月21日死去。
  • 賀茂水穂(1840-1909)<1899-1909>:靖国神社宮司。1899年(明治32年)虎ノ門金刀比羅宮社司を兼務[14]。在職で死去。
  • 目黒和三郎(1865-1923)<1909->:1909年(明治42年)7月、金刀比羅宮社司[15]。(略歴は、大山阿夫利神社#組織を参照)
  • 内藤正一(1879-)<1911->:静岡県浜名郡出身。1879年(明治12年)生[16]。早稲田政治科修了。志願兵として入隊し、日露戦争に従軍。1906年(明治39年)上京して賀茂水穂の推薦で虎ノ門金刀比羅宮に奉仕。国学を大宮兵馬に学ぶ。皇典講究所に入る。1911年(明治44年)金刀比羅宮社司。
  • 賀茂正房(1891-)<1920->:賀茂水穂の孫。1891年(明治24年)生。靖国神社主典を経て1920年(大正9年)7月8日、金刀比羅宮社司[17]
  • 葉室長通(1876-1944)<>:伯爵。1928年(昭和3年)3月在職[18]
  • 勝木源次郎(1872-)<1933->:山口県萩出身。1872年(明治5年)生[19]。1894年(明治27年)海軍兵学校卒業。海軍少将。1923年(大正12年)予備役編入。1933年(昭和8年)金刀比羅宮社司。

資料

  • 『府県郷社明治神社誌料』「金刀比羅宮」[20]
  • 「事比羅神社神殿新成祝祭詞」『諄辞集』[21]
  • 『芝区誌』「金刀比羅宮」[22]
  • 『東京名所図会』[23]
http://shinden.boo.jp/wiki/%E8%99%8E%E3%83%8E%E9%96%80%E9%87%91%E5%88%80%E6%AF%94%E7%BE%85%E5%AE%AE」より作成

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