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錦天満宮
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2021年8月8日 (日)
錦天満宮(にしきてんまんぐう)は京都府京都市中京区中之町にある天満宮。祭神は「菅原道真公」である[1]。元は菅原家邸宅「菅原院」跡にあったとされる。現在は繁華街「新京極」の中に位置する。時宗歓喜光寺鎮守だった(歓喜光寺は山科に移転)。村社。神社本教所属か。天満宮聖跡二十五霊社。
歓喜光寺が菅原家邸宅跡に建てられ、鎮守として天満宮を祀った。歓喜光寺は時宗善導寺と合併し、時宗六条派の拠点寺院となった。寺に移転にともない、六条河原院の跡地に遷り、天正年間に現在地に遷った。神仏分離のときに天満宮は歓喜光寺から独立した。歓喜光寺は山科に移転し、天満宮のみが旧地に残された。村社。源融を祀る塩竈社がある。
参考文献
- 梅原達治1989(平成1)「松浦武四郎『聖跡二十五霊社順拝双六』」『札幌大学教養部教育研究』
- 『北野誌』「全国天満宮所在地一覧」
- 天満信仰#参考文献
脚注
- ↑ 『北野誌』「全国天満宮所在地一覧」12頁