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安房・誕生寺

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2023年2月18日 (土)

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[[ファイル:小湊誕生寺・B祖師堂・右側面1.jpg|thumb|500px|小湊誕生寺の巨大な祖師堂]]
'''誕生寺'''（たんじょうじ）は、千葉県鴨川市小湊の[[日蓮]]生誕地にある[[日蓮宗]]寺院。'''小湊誕生寺'''。（参考：同名寺院[[誕生寺]]）
'''誕生寺'''（たんじょうじ）は、千葉県鴨川市小湊の[[日蓮]]生誕地にある[[日蓮宗]]寺院。'''小湊誕生寺'''。（参考：同名寺院[[誕生寺]]）
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==歴史==
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*1222年(貞応1年)2月16日：日蓮誕生の時、生家前の浦で巨大な金色の鯛2匹が海中より出現して誕生を祝ったという。
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*1264年(文永1年)：日蓮、母の病気平癒を祈念して道場を建立。
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*1276年(建治2年)：日家、道場を日蓮の生家に移して誕生寺を創建。
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*1498年(明応7年)8月：大地震の海蝕により境内が崩壊し、海の底に沈んだ。
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*1580年(天正8年)：里見義頼、田畑40石・寺面海上10石を寄進。
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*1604年(慶長9年)：正木頼忠、20石寄進
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*1648年(慶安1年)：徳川家光、朱印状
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*1680年(延宝8年)：「誕生寺寺法」
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*1703年(元禄16年)11月：大地震大津波被災。僧俗408　人死去。
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*1706年(宝永3年)：水戸の徳川綱条が[[徳川光圀]]の菩提のため伽藍を整備。
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*1758年(宝暦8年)：大火で仁王門を残して焼失。
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*1832年(天保3年)：祖師堂起工
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*1842年(天保13年)：祖師堂落慶
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*1890年(明治23年)：[[有栖川宮]]御霊殿を建立。
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*1931年(昭和6年)：貴賓殿を建立
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*1935年(昭和10年)：日蓮幼像を建立
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*1983年(昭和58年)4月：誕生堂再建。
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==伽藍==
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[[ファイル:小湊誕生寺・A誕生堂2.jpg|thumb|500px|誕生堂]]
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*本堂：本尊は十界曼陀羅木像。1991年(平成3年)10月建立。本尊像は1684年(貞享1年)に水戸徳川家の寄進で大仏師康裕の作。外陣に日家像・日保像と歴代位牌を奉安する。天井画は石川響筆。
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*祖師堂：本尊は「蘇生願満の祖師像」。1832年(天保3年)起工。1842年(天保13年)竣工。1846年(弘化3年)落慶。祖師像の胎内には1363年(正平18年/貞治2年)銘の日静筆の古文書が確認された。祖師像を奉安する厨子は明治時代の「皇室大奥」 の寄進による。天蓋など仏具は明治天皇生母の中山慶子や大正天皇生母の柳原愛子による寄進という。
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*誕生堂：
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*胞衣塚：
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*鯛塚：
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*日朝報恩塔：
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*本師殿宝塔：本尊は釈尊（西村房蔵作）。1988年(昭和63年)5月竣工。高さ26m。輪蔵に13万3000枚の自我偈写経を納める。壁面に仏伝壁画（石川響筆）と十大弟子を奉安。
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*本地堂：廃絶
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*太田堂：祭神は太田稲荷大明神・七面大明神・妙見菩薩・加藤清正。
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*朝尊堂：廃絶
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*妙見堂：廃絶。
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*七面堂：廃絶。
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*清正公堂：廃絶
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*三光堂：廃絶。
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*浄行堂：
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*小湊弁財天：
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*八大龍王堂：
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*日蓮幼像：
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*鐘楼：
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*宝物館：1989年(平成1年)1月開館。
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*仁王門：1706年(宝永3年)建立。
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*庫裏：大黒天を祀る。
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*客殿：上段の間に明治天皇像（馬堀喜孝筆）を祀る。1933年(昭和8年)建造。貴賓殿とも。
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*布教殿堂：2006年(平成18年)秋竣工。寺務所が入る。
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*[[小湊神社]]：誕生寺の鎮守社。元は三十番神を祀っていた。
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*有栖川宮家御霊殿：[[有栖川宮家]]の位牌を祀る。龍王殿という。龍王堂とは異なる。
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*歴代墓地：
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*蓮華淵涌現の宝塔：
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*題目塔群：
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*里見家供養塔：
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*太田康資塔：
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*諸国納骨塔：
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*戦死者供養塔：
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*二重橋出土人骨供養塔：
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file:小湊誕生寺・B祖師堂・正面01.jpg|祖師堂
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file:小湊誕生寺・D歴代墓1.jpg|歴代墓
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==関連旧跡==
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*蓮華ケ淵
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*鯛の浦
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*誕生水
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*[[安房・妙蓮寺]]
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==子院==
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現在は全て廃絶
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*西之坊：四院家の一つ。
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*浜之坊
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*奥之坊
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*辻之坊：四院家の一つ。
 +
*橋之坊
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*脇之坊
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*清水坊
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*滝之坊
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*坂本坊：四院家の一つ。
 +
*岸之坊：四院家の一つ。
 +
==組織==
==組織==
===住職===
===住職===
-
*1：日蓮：
+
*1[[日蓮]]
-
*2：寂日房日家：二祖
+
*2日家：中老僧の一人。二祖。寂日房。[[興津妙覚寺]]3世。
-
*3：日保：三祖
+
*3日保：中老僧の一人。三祖。[[興津妙覚寺]]2世（開山）。郷公。
-
*4：日静：刑部阿闍梨
+
*4日静：[[小湊妙蓮寺]]の開山。刑部阿闍梨。
-
*5：日承：大輔阿闍梨
+
*5日承：大輔阿闍梨。
-
*6：日東：
+
*6日東：
-
*7：日耀：
+
*7日耀：実相房。
-
*8：日堯：
+
*8日堯：
-
*9：日詠：
+
*9日詠：
-
*10：日蔵：
+
*10日蔵：
-
*11：日出：
+
*11日出：兵部卿。
-
*12：日威：
+
*12日威：
-
*13：日賑：
+
*13日賑：寂如院。
-
*14：日就：
+
*14日就：
-
*15：大妙院日然：
+
*15日然：大妙院
-
*16：守玄院日領：
+
*16日領：[[不受不施門流]]の前六聖人の一人。守玄院
-
*17：不軽院日税：
+
*17日税：不軽院
-
*18：可観院日延：
+
*18日延：朝鮮王族の出身。臨海君の王子（宣祖の王孫）と伝えるが不詳。[[加藤清正]]の養子。1589年生。加藤清正が朝鮮出兵の際に連れ帰って養育したという。1606年(慶長11年)安房国安房郡に里見義康の菩提寺として龍潜寺（北九州市に移転）を創建。のち高輪円真寺や1631年(寛永8年)白金[[覚林寺]]を創建。不受不施を貫き、九州に下る。黒田忠之の帰依を得て1632年(寛永9年)、福岡香正寺を創建した。1660年(万治3年)、妙安寺を創建。1665年(寛文5年)1月26日死去。77歳。墓所は香正寺と妙安寺。可観院。
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*19：長遠院日遵：
+
*19日遵：長遠院
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*20：興善院日為：
+
*20日為：興善院
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*21：通玄院日運：
+
*21日運：通玄院
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*22：慈成院日明：
+
*22日明：慈成院
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*23：
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*23日近：慈性院
-
*24：守玄院日映：
+
*24日映：守玄院
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*25：寂如院日〓：
+
*25日〓：寂如院。（〓は台にしんにょう）
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*26：大中院日孝：
+
*26日孝：大中院
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*27：見龍院日裕：
+
*27日裕：見龍院
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*28：
+
*28日等：妙玄院
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*29：
+
*29日禛：一善院
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*30：日浄：
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*30日浄：境智院
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*31：日泰：
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*31日泰：妙具院
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*32：
+
*32日寛：薩心院
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*33：
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*33日永：智定院
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*34：
+
*34日前：遠成院（事典では遠威院）。
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*35：
+
*35日示：寂而院
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*36：円法院日融：
+
*36日融：円法院
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*37：
+
*37日到：信解院
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*38：
+
*38日称：本理院
-
*39：
+
*39日逗：前明院
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*40：
+
*40日従：博遠院
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*41：
+
*41日文：大恵院
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*42：日沾：
+
*42日沾：教山院
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*43：日明：
+
*43日名：智本院
-
*44：上妙院日奏：
+
*44日奏：上妙院
-
*45：
+
*45日繚：信牙院
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*46：
+
*46日修：円珠院
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*47：智音院日濤：
+
*47日濤：智音院
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*48：
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*48日〓：円中院。（〓は「言名」）
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*49：一乗院日闡：
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*49日闡：一乗院
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*50：智鏡院日楹：
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*50日楹：智鏡院
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*51：
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*51日禎：一善院
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*52：
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*52日符：智徳院
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*53：事感院日琢：
+
*53日琢：事観院
-
*54：
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*54日一：潮宏院
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*55：智現院日梼：
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*55日祷：智現院
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*56：
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*56日苗：寛心院
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*57：
+
*57日学：慈乗院
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*58：山本日諦：
+
*58日諦：智玄院
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*59：
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*59日愈：院号はなし。
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*60：
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*60日定：智定院
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*61：豊永日良：智等院
+
*61豊永日良：智等院
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*62：
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*62日令：是心院
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*63：
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*63功刀日慈：温牙院
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*64：
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*64日感：薩牙院
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*65：
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*65日敬：六和院
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*66：金塚日梵：
+
*66金塚日梵：潮音院
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*67：今井日誘：
+
*67今井日誘：実心院
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*68：
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*68日幹：加歴。妙地院
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*69：
+
*69日草：慈雲院
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*70：
+
*70日邦：一牙院
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*71：
+
*71日達：加歴。白牙院
-
*72：
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*72日泰：加歴。慈妙院
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*73：本間慈厚：本正院日崇
+
*73本間日崇：加歴。本正院
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*74：
+
*74日諦：加歴。智見院
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*75：
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*75日正：加歴。本良院
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*76：
+
*76日義：如実院
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*77：
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*77日保：加歴。受心院
-
*78：
+
*78日顕：加歴。妙寿院
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*79：
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*79日俊：加歴。妙光院
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*80：
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*80佐藤日照：慧光院
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*81：
+
*81小林日汪：妙祥院。谷中瑞輪寺。顕栄
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*82：片桐日泉：
+
*82片桐日泉：本地院。誕生寺中興。
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*83：
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*83日雄：一誠院
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*84：石川日命：
+
*84石川日命：
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*不詳：増田日遠（1893-1969）<1951-1957>：第36代・第37代日蓮宗久遠寺派管長。日蓮宗久遠寺派宗務総監。身延85世。[[本圀寺]]56世。中山[[法華経寺]]128世。安房誕生寺住職。[[瑞輪寺]]住職。身延山総監。（略歴は[[久遠寺#組織]]を参照）
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*80まで日蓮宗事典
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*誕生寺ウェブサイトより
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*『日蓮宗高僧伝』に一部略伝、他の寺も
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[[category:千葉県]]
[[category:千葉県]]

2023年2月18日 (土) 時点における最新版

小湊誕生寺の巨大な祖師堂

誕生寺（たんじょうじ）は、千葉県鴨川市小湊の日蓮生誕地にある日蓮宗寺院。小湊誕生寺。（参考：同名寺院誕生寺）

目次

歴史

  • 1222年(貞応1年)2月16日：日蓮誕生の時、生家前の浦で巨大な金色の鯛2匹が海中より出現して誕生を祝ったという。
  • 1264年(文永1年)：日蓮、母の病気平癒を祈念して道場を建立。
  • 1276年(建治2年)：日家、道場を日蓮の生家に移して誕生寺を創建。
  • 1498年(明応7年)8月：大地震の海蝕により境内が崩壊し、海の底に沈んだ。
  • 1580年(天正8年)：里見義頼、田畑40石・寺面海上10石を寄進。
  • 1604年(慶長9年)：正木頼忠、20石寄進
  • 1648年(慶安1年)：徳川家光、朱印状
  • 1680年(延宝8年)：「誕生寺寺法」
  • 1703年(元禄16年)11月：大地震大津波被災。僧俗408　人死去。
  • 1706年(宝永3年)：水戸の徳川綱条が徳川光圀の菩提のため伽藍を整備。
  • 1758年(宝暦8年)：大火で仁王門を残して焼失。
  • 1832年(天保3年)：祖師堂起工
  • 1842年(天保13年)：祖師堂落慶
  • 1890年(明治23年)：有栖川宮御霊殿を建立。
  • 1931年(昭和6年)：貴賓殿を建立
  • 1935年(昭和10年)：日蓮幼像を建立
  • 1983年(昭和58年)4月：誕生堂再建。

伽藍

誕生堂
  • 本堂：本尊は十界曼陀羅木像。1991年(平成3年)10月建立。本尊像は1684年(貞享1年)に水戸徳川家の寄進で大仏師康裕の作。外陣に日家像・日保像と歴代位牌を奉安する。天井画は石川響筆。
  • 祖師堂：本尊は「蘇生願満の祖師像」。1832年(天保3年)起工。1842年(天保13年)竣工。1846年(弘化3年)落慶。祖師像の胎内には1363年(正平18年/貞治2年)銘の日静筆の古文書が確認された。祖師像を奉安する厨子は明治時代の「皇室大奥」 の寄進による。天蓋など仏具は明治天皇生母の中山慶子や大正天皇生母の柳原愛子による寄進という。
  • 誕生堂：
  • 胞衣塚：
  • 鯛塚：
  • 日朝報恩塔：
  • 本師殿宝塔：本尊は釈尊（西村房蔵作）。1988年(昭和63年)5月竣工。高さ26m。輪蔵に13万3000枚の自我偈写経を納める。壁面に仏伝壁画（石川響筆）と十大弟子を奉安。
  • 本地堂：廃絶
  • 太田堂：祭神は太田稲荷大明神・七面大明神・妙見菩薩・加藤清正。
  • 朝尊堂：廃絶
  • 妙見堂：廃絶。
  • 七面堂：廃絶。
  • 清正公堂：廃絶
  • 三光堂：廃絶。
  • 浄行堂：
  • 小湊弁財天：
  • 八大龍王堂：
  • 日蓮幼像：
  • 鐘楼：
  • 宝物館：1989年(平成1年)1月開館。
  • 仁王門：1706年(宝永3年)建立。
  • 庫裏：大黒天を祀る。
  • 客殿：上段の間に明治天皇像（馬堀喜孝筆）を祀る。1933年(昭和8年)建造。貴賓殿とも。
  • 布教殿堂：2006年(平成18年)秋竣工。寺務所が入る。
  • 小湊神社：誕生寺の鎮守社。元は三十番神を祀っていた。
  • 有栖川宮家御霊殿：有栖川宮家の位牌を祀る。龍王殿という。龍王堂とは異なる。
  • 歴代墓地：
  • 蓮華淵涌現の宝塔：
  • 題目塔群：
  • 里見家供養塔：
  • 太田康資塔：
  • 諸国納骨塔：
  • 戦死者供養塔：
  • 二重橋出土人骨供養塔：


祖師堂

小湊誕生寺・B祖師堂・正面02.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・正面03.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・右側面1.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・右側面2.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・左側面01.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・左側面02.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・左側面03.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・左側面04.jpg
小湊誕生寺・B祖師堂・部分.jpg

本師殿宝塔

参道

仁王門

小湊誕生寺・A仁王門02.jpg
小湊誕生寺・A仁王門03.jpg

誕生堂

小湊誕生寺・A誕生堂2.jpg
小湊誕生寺・A誕生堂3.jpg

紀元2600年記念碑

小湊誕生寺・C境内.jpg

浄行堂

鯛塚

小湊誕生寺・C鯛塚02.jpg

忠霊塔

日蓮降誕700年記念碑

日蓮幼像

布教殿堂

宝物館

本堂

歴代墓

小湊誕生寺・D歴代墓2.jpg

「日蓮交差点」

小湊神社

小湊誕生寺・小湊神社02.jpg
小湊誕生寺・小湊神社03.jpg

関連旧跡

子院

現在は全て廃絶

  • 西之坊：四院家の一つ。
  • 浜之坊
  • 奥之坊
  • 辻之坊：四院家の一つ。
  • 橋之坊
  • 脇之坊
  • 清水坊
  • 滝之坊
  • 坂本坊：四院家の一つ。
  • 岸之坊：四院家の一つ。

組織

住職

  • 1日蓮
  • 2日家：中老僧の一人。二祖。寂日房。興津妙覚寺3世。
  • 3日保：中老僧の一人。三祖。興津妙覚寺2世（開山）。郷公。
  • 4日静：小湊妙蓮寺の開山。刑部阿闍梨。
  • 5日承：大輔阿闍梨。
  • 6日東：
  • 7日耀：実相房。
  • 8日堯：
  • 9日詠：
  • 10日蔵：
  • 11日出：兵部卿。
  • 12日威：
  • 13日賑：寂如院。
  • 14日就：
  • 15日然：大妙院
  • 16日領：不受不施門流の前六聖人の一人。守玄院
  • 17日税：不軽院
  • 18日延：朝鮮王族の出身。臨海君の王子（宣祖の王孫）と伝えるが不詳。加藤清正の養子。1589年生。加藤清正が朝鮮出兵の際に連れ帰って養育したという。1606年(慶長11年)安房国安房郡に里見義康の菩提寺として龍潜寺（北九州市に移転）を創建。のち高輪円真寺や1631年(寛永8年)白金覚林寺を創建。不受不施を貫き、九州に下る。黒田忠之の帰依を得て1632年(寛永9年)、福岡香正寺を創建した。1660年(万治3年)、妙安寺を創建。1665年(寛文5年)1月26日死去。77歳。墓所は香正寺と妙安寺。可観院。
  • 19日遵：長遠院
  • 20日為：興善院
  • 21日運：通玄院
  • 22日明：慈成院
  • 23日近：慈性院
  • 24日映：守玄院
  • 25日〓：寂如院。（〓は台にしんにょう）
  • 26日孝：大中院
  • 27日裕：見龍院
  • 28日等：妙玄院
  • 29日禛：一善院
  • 30日浄：境智院
  • 31日泰：妙具院
  • 32日寛：薩心院
  • 33日永：智定院
  • 34日前：遠成院（事典では遠威院）。
  • 35日示：寂而院
  • 36日融：円法院
  • 37日到：信解院
  • 38日称：本理院
  • 39日逗：前明院
  • 40日従：博遠院
  • 41日文：大恵院
  • 42日沾：教山院
  • 43日名：智本院
  • 44日奏：上妙院
  • 45日繚：信牙院
  • 46日修：円珠院
  • 47日濤：智音院
  • 48日〓：円中院。（〓は「言名」）
  • 49日闡：一乗院
  • 50日楹：智鏡院
  • 51日禎：一善院
  • 52日符：智徳院
  • 53日琢：事観院
  • 54日一：潮宏院
  • 55日祷：智現院
  • 56日苗：寛心院
  • 57日学：慈乗院
  • 58日諦：智玄院
  • 59日愈：院号はなし。
  • 60日定：智定院
  • 61豊永日良：智等院
  • 62日令：是心院
  • 63功刀日慈：温牙院
  • 64日感：薩牙院
  • 65日敬：六和院
  • 66金塚日梵：潮音院
  • 67今井日誘：実心院
  • 68日幹：加歴。妙地院
  • 69日草：慈雲院
  • 70日邦：一牙院
  • 71日達：加歴。白牙院
  • 72日泰：加歴。慈妙院
  • 73本間日崇：加歴。本正院
  • 74日諦：加歴。智見院
  • 75日正：加歴。本良院
  • 76日義：如実院
  • 77日保：加歴。受心院
  • 78日顕：加歴。妙寿院
  • 79日俊：加歴。妙光院
  • 80佐藤日照：慧光院
  • 81小林日汪：妙祥院。谷中瑞輪寺。顕栄
  • 82片桐日泉：本地院。誕生寺中興。
  • 83日雄：一誠院
  • 84石川日命：


  • 不詳：増田日遠（1893-1969）<1951-1957>：第36代・第37代日蓮宗久遠寺派管長。日蓮宗久遠寺派宗務総監。身延85世。本圀寺56世。中山法華経寺128世。安房誕生寺住職。瑞輪寺住職。身延山総監。（略歴は久遠寺#組織を参照）
  • 80まで日蓮宗事典
  • 誕生寺ウェブサイトより
  • 『日蓮宗高僧伝』に一部略伝、他の寺も
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