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宗廟
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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+ | '''宗廟'''は、中国歴代王朝で、帝王の祖先を合祀した霊廟。太廟とも呼ばれた。首都の皇宮の左側(向かって右側。東側)に設置された。過去の王朝の皇室を祀った宗廟を設ける場合もあった。中国式の祭祀を導入した、朝鮮、琉球、ベトナムなど東アジア各国でも置かれたが、日本には導入されなかった。日本では[[伊勢神宮]]と[[石清水八幡宮]]が'''二所宗廟'''と呼ばれたが、本来の意味での宗廟とは異なる語法である。 | ||
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*[[宗廟 (李氏朝鮮)]] | *[[宗廟 (李氏朝鮮)]] | ||
*[[宗廟 (琉球王朝)]] | *[[宗廟 (琉球王朝)]] |
2015年4月20日 (月) 時点における版
宗廟は、中国歴代王朝で、帝王の祖先を合祀した霊廟。太廟とも呼ばれた。首都の皇宮の左側(向かって右側。東側)に設置された。過去の王朝の皇室を祀った宗廟を設ける場合もあった。中国式の祭祀を導入した、朝鮮、琉球、ベトナムなど東アジア各国でも置かれたが、日本には導入されなかった。日本では伊勢神宮と石清水八幡宮が二所宗廟と呼ばれたが、本来の意味での宗廟とは異なる語法である。