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専修寺京都別院
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)
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専修寺京都別院は、京都府京都市右京区にある善光寺如来信仰の浄土真宗寺院。真宗高田派専修寺の別院。下野・専修寺の一光三尊仏の模刻を祀る。専修寺住職の京都での滞在所として使われた。寺号は本誓寺。
歴史
専修寺11世応真が親鸞の旧跡を偲んで天文年間に創建。柳原坊と称した。火災で焼失し、慶長10年、間之町押小路高田町に再建。高田坊と称した。 また焼失したので、天和3年、河原町に本山掛所として再建し、本誓寺と称した。高田御坊とも呼ばれた。延享2年(1745)、一光三尊仏の京都出開帳が行われたが、桜町天皇の要請で宮中でも開帳。この時、造らせた模刻像は天皇崩御後、寄進された。明治15年、専修寺別院に改称。昭和22年、焼失。昭和36年、現在地に移転して再建された。
参考文献
- 専修寺ウェブサイト