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御黒戸

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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御黒戸(おくろど)は、京都御所清涼殿にあった天皇家の仏間。地蔵菩薩、釈迦如来、不動明王、准胝観音、二間観音などを祀っていた。

室の神仏分離で位牌仏像は恭明宮に遷座した。現在の皇霊殿に当たる。慶長から安政まで八回造営された。黒戸御殿お黒戸。 こことは別に皇后常御殿のそばにも御黒戸があった(現存)。

  • 1613年(慶長18年):新造
  • 1642年(寛永19年):造替
  • 1653年(承応2年):焼失
  • 1655年(明暦1年):再建
  • 1661年(寛文1年):焼失
  • 1663年(寛文3年):再建
  • 1673年(延宝1年):焼失
  • 1675年(延宝3年):再建
  • 1708年(宝永5年):焼失
  • 1709年(宝永6年):再建
  • 1788年(天明8年):焼失
  • 1790年(寛政2年):再建復古
  • 1854年(安政1年):焼失
  • 1855年(安政2年):再建。脇仏壇を増設。
  • 明治以後:撤去。泉涌寺移築説は誤り。

(石野浩司2020「泉涌寺における明治期霊明殿の成立について再考」『明治聖徳記念学会紀要』57)

御黒戸四箇院

http://shinden.boo.jp/wiki/%E5%BE%A1%E9%BB%92%E6%88%B8」より作成

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