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日蓮宗の檀林寺院

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

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== 一致派檀林 ==
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===関東八檀林===
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|関東三大檀林の一つ。1580年(天正8年)（1590年(天正18年)とも）、松ケ崎檀林の通王院日裕が招かれて成立。（本山めぐり、立正大学）
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|関東三大檀林の一つ。飯高壇林の恵雲院日円が晋山し、全国から学徳を慕って僧が集まったため、やむを得ず1599年(慶長4年)に壇林を開いたという。（本山めぐり）
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|1682年(天和2年)（翌年とも）、徳川光圀が中村檀林の日耀を招いて開設。もともと稲木にあったが幕末明治期に現在地の新宿町にあった蓮華寺に合併。（立正大学では禅那院日忠を創設者とするが、禅那院日忠は久昌寺の開山か）
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|池上本門寺の塔頭寺院。1689年(元禄2年)（貞享年間とも）、妙悟院日玄が鎌倉の宝筺学室を移して開設。
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===関西六檀林===
===関西六檀林===
*松ケ崎檀林 [[本涌寺]]（現[[湧泉寺]]）
*松ケ崎檀林 [[本涌寺]]（現[[湧泉寺]]）

2016年3月25日 (金) 時点における版

日蓮宗の檀林寺院。


目次

一致派檀林

関東八檀林

檀林名 寺名 国郡 所在地 法縁 学寮 現在の寺格 概要
飯高檀林 飯高寺 下総国香取郡 千葉県匝瑳市 脱師法縁など多数 中台谷、城下谷、松和田谷 一般寺院 関東三大檀林の一つ。教蔵院日生が1580年(天正8年)に開設。組織としての直接的な系譜ではないが、立正大学の前身と位置付けられている。
小西檀林 正法寺 上総国山辺郡？ 千葉県大網白里市 小西法縁（分派多い） 江戸谷、藻原谷、伊豆谷 由緒寺院・本山 関東三大檀林の一つ。1580年(天正8年)（1590年(天正18年)とも）、松ケ崎檀林の通王院日裕が招かれて成立。（本山めぐり、立正大学）
中村檀林 日本寺 下総国香取郡 千葉県香取郡多古町 奠師法縁、親師法縁（精師法縁、貞師法縁）、達師法縁、境師法縁、要師法縁、莚師法縁 東谷、西谷 由緒寺院・本山 関東三大檀林の一つ。飯高壇林の恵雲院日円が晋山し、全国から学徳を慕って僧が集まったため、やむを得ず1599年(慶長4年)に壇林を開いたという。（本山めぐり）
松崎檀林 顕実寺 下総国香取郡 千葉県香取郡多古町 （不詳） なし？ 一般寺院 大永年間(1521-28)に常寂院日輝が開設。早期に廃絶
身延西谷檀林 久遠寺善学院 甲斐国巨摩郡 山梨県南巨摩郡身延町 鏡師法縁（西谷法縁）のみ？ なし？ （廃絶） 久遠寺の塔頭寺院。1604年(慶長9年)、善学院日鏡が善学院を創建し、開設。明治以後、甲府に移転して廃止となる。直接的な後身ではないが、身延山大学がその伝統を受け継いでいるとされる。（身延山大学図書館ウェブサイト）。心性院日遠を勧請開山化主とする？
玉造檀林 蓮華寺 下総国香取郡 千葉県香取郡多古町 （不詳） なし？ 一般寺院 長遠院日遵、1637年(寛永14年)開設。
三昧堂檀林 久昌寺 常陸国久慈郡 茨城県常陸太田市 （不詳） なし？ 由緒寺院・本山 1682年(天和2年)（翌年とも）、徳川光圀が中村檀林の日耀を招いて開設。もともと稲木にあったが幕末明治期に現在地の新宿町にあった蓮華寺に合併。（立正大学では禅那院日忠を創設者とするが、禅那院日忠は久昌寺の開山か）
南谷檀林 池上本門寺照栄院 武蔵国荏原郡 東京都大田区 （不詳） なし？ 一般寺院 池上本門寺の塔頭寺院。1689年(元禄2年)（貞享年間とも）、妙悟院日玄が鎌倉の宝筺学室を移して開設。

関西六檀林

その他

勝劣派檀林

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