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海軍墓地

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2024年3月23日 (土)

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『海軍制度沿革』には次の墓地が挙げられている。
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*[[白金葬儀場]]:東京都港区。
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*[[白金葬儀場]]:東京都港区白金台。東京海軍墓地。[[明治学院大学]]のキャンパスとなる。旧海軍軍人白金墓地記念堂が建てられた。
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*[[馬門山葬儀場]]:神奈川県横須賀市。
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*[[和庄町葬儀場]]:広島県呉市。呉海軍墓地
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*[[福石葬儀場]]:長崎県佐世保市。佐世保海軍墓地。
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*[[福石葬儀場]]:長崎県佐世保市東山町。佐世保海軍墓地。東山海軍墓地。
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*[[中舞鶴葬儀場]]:京都府舞鶴市。
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*[[中舞鶴葬儀場]]:京都府舞鶴市余部上。舞鶴海軍墓地。
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*[[函館葬儀場]]:北海道函館市。函館海軍墓地。
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*[[函館葬儀場]]:北海道函館市船見町。函館海軍墓地。七面山海軍墓地。
*[[佐賀関葬儀場]]:大分県大分市佐賀関。
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*三里橋葬儀場:旅順
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*三里橋葬儀場:中国遼寧省大連市旅順口区水師営鎮。現存不詳。[[旅順ソ連軍烈士陵園]]のあたりか。
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*[[長崎軍人墓地]]:長崎県松浦市。
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*長崎軍人墓地:長崎県長崎市西小島。[[佐古官修墳墓]]のことらしい。代わって北松浦郡山口村に設置か。
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*[[鹿児島祇園洲墓地]]:鹿児島県鹿児島市。
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*鹿児島祇園洲墓地:鹿児島県鹿児島市清水町。[[祇園之洲官修墳墓]]のことらしい。
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*鎮海海軍墓地:朝鮮慶尚南道。
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*鎮海海軍墓地:韓国慶尚南道昌原市鎮海区。元山、仁川、釜山の3カ所を合併。現存不詳。兜山にあった。
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*淡水墓地:台湾台北
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*淡水墓地:台湾新北市淡水区。現存不詳。
この他、多くの墓地があった。
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城山墓園(熊本県熊本市西区上代)にも西南戦争戦死者墓地がある。
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==参考文献==
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*1940『海軍制度沿革』海軍大臣官房
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*1940『海軍制度沿革』海軍大臣官房[https://dl.ndl.go.jp/pid/1886712/1/1]
**国内外に散在する墓地の一覧がある。
**国内外に散在する墓地の一覧がある。
*山辺昌彦、2003「全国陸海軍墓地一覧」『国立歴史民俗博物館研究報告』102
*山辺昌彦、2003「全国陸海軍墓地一覧」『国立歴史民俗博物館研究報告』102
[[Category:系譜記事]]
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2024年3月23日 (土) 時点における最新版

海軍墓地は、旧日本海軍の墓地。正式には海軍埋葬地と呼ばれ、各墓地の多くは●●葬儀場と名付けられている。陸軍墓地官修墳墓忠霊塔に類似する。日本の慰霊施設招魂社護国神社も参照。

一覧

『海軍制度沿革』には次の墓地が挙げられている。

  • 白金葬儀場:東京都港区白金台。東京海軍墓地。明治学院大学のキャンパスとなる。旧海軍軍人白金墓地記念堂が建てられた。
  • 馬門山葬儀場:神奈川県横須賀市根岸町。横須賀海軍墓地。
  • 和庄町葬儀場:広島県呉市上長迫町。呉海軍墓地
  • 福石葬儀場:長崎県佐世保市東山町。佐世保海軍墓地。東山海軍墓地。
  • 中舞鶴葬儀場:京都府舞鶴市余部上。舞鶴海軍墓地。
  • 函館葬儀場:北海道函館市船見町。函館海軍墓地。七面山海軍墓地。
  • 佐賀関葬儀場:大分県大分市佐賀関。
  • 三里橋葬儀場:中国遼寧省大連市旅順口区水師営鎮。現存不詳。旅順ソ連軍烈士陵園のあたりか。
  • 長崎軍人墓地:長崎県長崎市西小島。佐古官修墳墓のことらしい。代わって北松浦郡山口村に設置か。
  • 鹿児島祇園洲墓地:鹿児島県鹿児島市清水町。祇園之洲官修墳墓のことらしい。
  • 鎮海海軍墓地:韓国慶尚南道昌原市鎮海区。元山、仁川、釜山の3カ所を合併。現存不詳。兜山にあった。
  • 淡水墓地:台湾新北市淡水区。現存不詳。

この他、多くの墓地があった。 城山墓園(熊本県熊本市西区上代)にも西南戦争戦死者墓地がある。

参考文献

  • 1940『海軍制度沿革』海軍大臣官房[1]
    • 国内外に散在する墓地の一覧がある。
  • 山辺昌彦、2003「全国陸海軍墓地一覧」『国立歴史民俗博物館研究報告』102
http://shinden.boo.jp/wiki/%E6%B5%B7%E8%BB%8D%E5%A2%93%E5%9C%B0」より作成

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