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穂高神社

出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-)

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穂高神社(ほだか・じんじゃ)は、長野県安曇野市穂高にある海神信仰の神社。官社名神大社信濃国三宮国幣小社別表神社。20年に一度、式年遷宮を行う。 穂高山の神を奉斎する。安曇氏の祖神を奉斎。諏訪大社生島足島神社と共に信濃三社と呼ばれた。

目次

歴史

安曇氏が奉斎した神社。神代に穂高岳に降臨したという。『三代実録』に「宝宅神」とあり、859年(貞観1年)2月11日に従五位下から従五位上。 もともとは1座だったが中世には大宮・南宮・若宮の三殿構成となった。1549年(天文18年)の『造宮定日記』に「穂高正一位五所大明神」とあるが「五所」が何を指すのかは不明。 1872年(明治5年)郷社に列格し、1882年(明治15年)5月、県社に昇格。 1940年(昭和15年)国弊小社。 御船祭がある。

境内ほか

  • 本宮中殿:祭神は穂高見命。
  • 本宮左殿:祭神は綿津見命。
  • 本宮右殿:祭神は瓊瓊杵命。
  • 本宮別宮:祭神は天照大御命。
  • 若宮:祭神は安曇連比羅夫命。
  • 若宮相殿:祭神は信濃中将(ものぐさ太郎)。
  • 嶺宮遙拝社::2013年(平成25年)7月に嶺宮の石造社殿を建て替えた際に古い石祠を本社に移して遙拝所とした。
  • 厳島社:
  • 八坂社:
  • 事比羅社:
  • 子安社:
  • 保食社:
  • 四神社:
  • 疫神社:
  • 秋葉社:
  • 八幡社:
  • 鹿島社:
  • 八王子社:
  • 菅原社:
  • 歌神社:
  • 諏訪社:
  • 道祖神:
  • 穂高霊社:招魂社
  • 奥宮:1770年(明和7年)以前の成立。
  • 明神池:
  • 嶺宮:奥穂高岳頂上にある。標高3190m。祭神が降臨した地という。古くから頂上近くに木造の祠があったが1984年(昭和59年)7月2日、石造の祠に建てられた。2013年(平成25年)7月に頂上に遷座再建した。
  • 穂高神社墓地
  • わさび御料圃:
  • (北穂高霊社)
  • 神宮寺:廃絶。
  • 薬師堂:廃絶

組織

社司

  • 竹内泰信(1843-1897)<>:政治活動家。松本新聞主筆。長野県安曇野市豊科高家飯田の出身。1843年(天保14年)生。横山義彦に師事。江戸で学んだ後、皇学塾を開く。国会開設運動に加わる。1888年(明治21年)長野県会議員。1897年(明治30年)1月18日死去。54歳。[1]
  • 武田政太郎()<>:著書に『穂高神社考』。
  • 等々力辰三郎()<>:

宮司

  • 河崎勝正()<>:小御門神社宮司
  • 白井光男(-1974)<1944-1950>:1941年(昭和16年)2月、住吉大社に奉職し、翌年10月住吉大社禰宜。1944年(昭和19年)穂高神社宮司。1950年(昭和25年)2月28日、静岡県神社庁参事。1962年(昭和37年)久能山東照宮宮司。神社本庁事務副総長。1974年(昭和49年)5月3日死去。
  • 穂高守()<>:長野県出身。1925年(大正14年)生。1945年(昭和20年)穂高神社主典。1950年(昭和25年)穂高神社禰宜。1976年(昭和51年)穂高神社宮司。1980年(昭和55年)長野県神社庁副庁長。
  • 小平重明()<1950->:1950年(昭和25年)2月28日、穂高神社宮司。
  • 小平弘起(1941-)<-2016>:2016年(平成28年)12月退任。長野県神社庁副庁長。
  • 穂高光雄()<2016->:2016年(平成28年)12月、穂高神社宮司就任。

式年遷宮

20年ごとに大遷宮を行う。大遷宮と大遷宮の合間に3回の小遷宮を行う。

  • 1989年:大遷宮
  • 2009年:大遷宮
  • 2016年:小遷宮
  • 2022年5月1日:小遷宮

画像

資料

  • 高島章貞1858『穂高神社考』
  • 武田政太郎『穂高神社考』
  • 福山寿久編1910年『信濃史蹟』「穂高神社」[2]
  • 『南安曇郡誌』[3][4]
  • 宮地直一1949『穂高神社史』
  • 「御造営日記」
  • 「善光寺道名所図会」
http://shinden.boo.jp/wiki/%E7%A9%82%E9%AB%98%E7%A5%9E%E7%A4%BE」より作成

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