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防府天満宮

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-） 最終更新：2024年4月12日 (金)

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|菅原道真左遷旧跡に鎮座する天満宮。
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|菅原道真公、天穂日命、武夷鳥命、野見宿禰
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菅原道真左遷旧跡に鎮座する天満宮。祭神は「菅原道真公、天穂日命、武夷鳥命、野見宿禰」である防府天満宮ウェブサイト。。「松崎天満宮」、「松崎神社」とも称す。「日本で最初の天満宮」という。松崎は菅原道真が太宰府に赴く途中に滞在した場所で、滞在中に酒垂山に登り、「身は筑紫にて果つるとも、魂魄は必ずこの地に帰り来らん」と述べたといい、菅原道真薨去の日、この山に瑞雲がたなびいたとされる。それを受けて翌年、周防国司が酒垂山に社殿を造営し、菅原道真を祀ったという。1195年(建久6年)、周防国司重源が東大寺再建のお礼として社殿造営。1330年(元徳2年)焼失。その後大内氏の庇護を受け、1375年(天授1年)拝殿造営。1378年(天授4年)、大内義弘が楼門回廊を造営。1401年(応永8年)大内盛見が三重塔を建立。1526年(大永6年)焼失し、1530年(享禄3年)大内義隆が再建した。1789年(寛政1年)毛利重就が造営。1952年(昭和27年)火災により焼失。再建。松崎天満宮などと呼ばれていたが、1873年(明治6年)、「松崎神社」と改称。戦後の1951年(昭和26年)、防府天満宮と改称した。1873年(明治6年)4月、県社列格。社僧を'''酒垂山万福寺'''。九坊あり別当を大専坊といった。貞宮遥拝所（明治天皇皇女の多喜子内親王の遺品を奉安する）、老松社、若松社などがある。別表神社。
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'''防府天満宮'''（ほうふ・てんまんぐう）は、山口県防府市にある、[[菅原道真左遷旧跡]]の天満宮。祭神は「菅原道真公、天穂日命、武夷鳥命、野見宿禰」である<ref>防府天満宮ウェブサイト。</ref>。[[県社]]。「松崎天満宮」、「松崎神社」とも称す。「日本で最初の天満宮」という。松崎は菅原道真が太宰府に赴く途中に滞在した場所で、滞在中に酒垂山に登り、「身は筑紫にて果つるとも、魂魄は必ずこの地に帰り来らん」と述べたといい、菅原道真薨去の日、この山に瑞雲がたなびいたとされる。それを受けて翌年、周防国司が酒垂山に社殿を造営し、菅原道真を祀ったという。1195年(建久6年)、周防国司重源が東大寺再建のお礼として社殿造営。1330年(元徳2年)焼失。その後大内氏の庇護を受け、1375年(天授1年)拝殿造営。1378年(天授4年)、大内義弘が楼門回廊を造営。1401年(応永8年)大内盛見が三重塔を建立。1526年(大永6年)焼失し、1530年(享禄3年)大内義隆が再建した。1789年(寛政1年)毛利重就が造営。1952年(昭和27年)火災により焼失。再建。松崎天満宮などと呼ばれていたが、1873年(明治6年)、「松崎神社」と改称。戦後の1951年(昭和26年)、防府天満宮と改称した。1873年(明治6年)4月、県社列格。社僧を'''酒垂山万福寺'''。九坊あり別当を大専坊といった。貞宮遥拝所（明治天皇皇女の多喜子内親王の遺品を奉安する）、老松社、若松社などがある。別表神社。
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*若松社
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*愛宕社
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*須賀社
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*酒垂神社
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*[[貞宮遥拝所]]
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*紫雲石
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*祖霊殿
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*春風楼：
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*観音堂：
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*満願寺
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*獅子堂御旅所
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*御旅所
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==子院==
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*大専坊：統括していた。
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*千蔵坊：
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*等覚坊：
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*円楽坊：
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*会所坊：
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*密蔵坊：
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*東林坊：
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*西林坊：
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==参考文献==
==参考文献==

2024年4月12日 (金) 時点における最新版

防府天満宮
ほうふ てんまんぐう
概要 菅原道真左遷旧跡に鎮座する天満宮。
奉斎 菅原道真公、天穂日命、武夷鳥命、野見宿禰
所在地 山口県防府市松崎町14-1
所在地（旧国郡） 周防国佐波郡
所属（現在） 神社本庁
格式など 県社・別表神社
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目次

概要

防府天満宮（ほうふ・てんまんぐう）は、山口県防府市にある、菅原道真左遷旧跡の天満宮。祭神は「菅原道真公、天穂日命、武夷鳥命、野見宿禰」である[1]。県社。「松崎天満宮」、「松崎神社」とも称す。「日本で最初の天満宮」という。松崎は菅原道真が太宰府に赴く途中に滞在した場所で、滞在中に酒垂山に登り、「身は筑紫にて果つるとも、魂魄は必ずこの地に帰り来らん」と述べたといい、菅原道真薨去の日、この山に瑞雲がたなびいたとされる。それを受けて翌年、周防国司が酒垂山に社殿を造営し、菅原道真を祀ったという。1195年(建久6年)、周防国司重源が東大寺再建のお礼として社殿造営。1330年(元徳2年)焼失。その後大内氏の庇護を受け、1375年(天授1年)拝殿造営。1378年(天授4年)、大内義弘が楼門回廊を造営。1401年(応永8年)大内盛見が三重塔を建立。1526年(大永6年)焼失し、1530年(享禄3年)大内義隆が再建した。1789年(寛政1年)毛利重就が造営。1952年(昭和27年)火災により焼失。再建。松崎天満宮などと呼ばれていたが、1873年(明治6年)、「松崎神社」と改称。戦後の1951年(昭和26年)、防府天満宮と改称した。1873年(明治6年)4月、県社列格。社僧を酒垂山万福寺。九坊あり別当を大専坊といった。貞宮遥拝所（明治天皇皇女の多喜子内親王の遺品を奉安する）、老松社、若松社などがある。別表神社。

境内

  • 本社
  • 老松社
  • 若松社
  • 愛宕社
  • 須賀社
  • 酒垂神社
  • 貞宮遥拝所
  • 紫雲石
  • 祖霊殿
  • 春風楼：
  • 観音堂：
  • 満願寺
  • 獅子堂御旅所
  • 御旅所

参道一の鳥居

参道一の鳥居

参道一の鳥居

参道一の鳥居

参道一の鳥居扁額

参道二の鳥居

参道二の鳥居扁額

参道

参道記念碑

酒垂神社

酒垂神社

子院跡

子院跡

子院跡

子院跡円楽坊

子院跡大専坊

子院跡大専坊

楼門

楼門

楼門

楼門扁額

楼門燈籠

楼門燈籠

拝殿

本殿背面

本殿背面

扶桑菅廟最初碑

扶桑菅廟最初碑

扶桑菅廟最初碑

境内社

境内社愛宕社

境内社老松社若松社

境内社観音堂

境内社観音堂

境内社観音堂扁額

境内社貞宮遙拝所

境内社須賀社

放生石

放生石

春風楼

春風楼

春風楼

春風楼

春風楼下部

春風楼内部

紫雲石

その他

その他

その他

その他

亀趺碑

亀趺碑

村落にあった燈籠

毛利重就像

石碑

舞台

武光家屋敷

子院

  • 大専坊：統括していた。
  • 千蔵坊：
  • 乗林坊：
  • 等覚坊：
  • 円楽坊：
  • 会所坊：
  • 密蔵坊：
  • 東林坊：
  • 西林坊：


参考文献

  • 梅原達治1989(平成1)「松浦武四郎『聖跡二十五霊社順拝双六』」『札幌大学教養部教育研究』
  • 『北野誌』「全国天満宮所在地一覧」
  • 天満信仰#参考文献

脚注

  1. ↑ 防府天満宮ウェブサイト。
「http://shinden.boo.jp/wiki/%E9%98%B2%E5%BA%9C%E5%A4%A9%E6%BA%80%E5%AE%AE」より作成

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