鳥羽離宮

出典：安藤希章著『神殿大観』（2011-）

鳥羽離宮（とばりきゅう）は京都府京都市伏見区にあった離宮。五つの御堂（阿弥陀堂）があった。

一覧

• 証金剛院：白河上皇が発願して南殿を寄進。
• 成菩提院：鳥羽上皇が発願して泉殿を寄進。九体阿弥陀堂があった。白河天皇の菩提寺。廃絶。跡地に白河天皇陵がある。
• 勝光明院：鳥羽上皇が発願して北殿を寄進。平等院鳳凰堂を模して建てられたという。
• 安楽寿院：鳥羽上皇が発願して東殿を寄進。鳥羽天皇と近衛天皇の菩提寺。唯一現存。鳥羽天皇陵と近衛天皇陵がある。
• 金剛心院：鳥羽上皇が発願して田中殿を寄進。釈迦堂や九体阿弥陀堂があった。

• 炎魔天堂
• 城南宮：鳥羽離宮の鎮守。
• 城南寺：城南宮あたりにあった寺。不詳。廃絶。

• 西行寺：西行（佐藤義清）の旧跡。鳥羽離宮にあった屋敷跡という。

• 中宮塚陵墓参考地
• 浄菩提院塚陵墓参考地
• 後宮塚陵墓参考地

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