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法住寺
出典:安藤希章著『神殿大観』(2011-) 最終更新:2020年10月5日 (月)
法住寺(ほうじゅうじ)は、京都府京都市東山区にある後白河天皇菩提寺である天台宗寺院。元門跡寺院。後白河天皇陵と妙法院宮墓地が隣接する。現在の寺院は江戸時代の復興。(参考:同名寺院法住寺_(同名))
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歴史
988年(永延2年)に太政大臣藤原為光が創建したが、1032年(長元5年)に焼失し、やがて廃絶。跡地に法住寺殿が建てられた。元和年間(1615-1523)、妙法院門跡が院家寺院として法住寺を天皇陵に隣接する現在地に復興。明治期に大興徳院と改称するが、昭和30年(1955)に法住寺に戻した。
組織
住職
- 1尋覚()<>:
- 2道仁法親王(1210-1263)<>:土御門天皇皇子。園城寺長吏55世。大原野宮
- 3静仁法親王(1216-1296)<>:土御門天皇皇子。園城寺長吏56世。熊野三山検校。
- 4仁恵法親王(1244-1298)<>:後嵯峨天皇皇子。新熊野検校12・15世。日光山座主28世。勝長寿院。
- 5道瑜(1256-1309 )<>:熊野三山検校14世。園城寺長吏67世。鶴岡別当12世。新熊野検校17世。
- 6道恵(1292-1321)<>:惟康親王の第二王子。道瑜の弟子。
- 7道珍()<>:
(『日本仏家人名辞書』『望月仏教大辞典』。原文には番号なし)
参考文献
- 山田邦和 2006「後白河天皇陵と法住寺殿」『院政期の内裏・大内裏と院御所』文理閣